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  1. 平戸市議会 2009-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成21年 9月定例会                  午前十時零分 開会 ○議長(川上茂次君)  おはようございます。出席議員定足数以上であります。 これより平成二十一年九月平戸市議会定例会を開会いたします。 欠席の届出が竹山初吉議員よりまいっておりますので、御報告申し上げます。                  午前十時零分 開議 ○議長(川上茂次君)  それでは、これより議事日程第一号により本日の会議を開きます。 まず、  日程第一 会議録署名議員の指名 を行います。 会議録署名議員は、会議規則第八十条第一項の規定により、議長において、一番、松瀬議員、二番、吉住議員、三番、田島議員を指名いたします。 次、  日程第二 会期の決定 でありますが、本定例会の会期は、去る八月二十六日、議会運営委員会を開催いたしました結果、本日より二十五日までの二十五日間ということに御協議いただいた次第でございます。これに御異議ございませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(川上茂次君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より二十五日までの二十五日間と決定いたしました。なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付いたしております日程表のとおりでありますので、御了承をお願いいたします。 次、  日程第三 諸報告 であります。本件につきましては、印刷物を配付いたしておりますが、主な事項についてその概要を御報告いたします。 初めに、先の六月議会で議決いたしました第十一大栄丸転覆沈没事故に係る行方不明者の捜索並びに大中型まき網漁業等沖合い漁業への支援を求める意見書の提出については、農林水産大臣、水産庁長官、国土交通大臣、海上保安庁長官を訪問し、行方不明者の遺体収容に向けた最大限の支援を求めるとともに、沈没した海域は格好の漁場であり、現状のままでは漁業に支障が出かねないとの指摘も地元にあることや、雇用対策や大中型まき網漁業の維持、漁船保険制度の改善などについて支援を強く要望いたしました。 また、地元選出国会議員等に対しましても、行方不明乗組員の家族を初めとする関係者の心中を訴え、特段の措置を講じていただくよう強く要望いたした次第であります。 次に、議長会関係でありますが、八月には、長崎県市議会議長会臨時総会が開催され、十月に開催される九州市議会議長会理事会への提出議題について審議を行い、西九州地域の交通網の整備促進、地域医療における医師確保対策についての二議案を長崎県十三市共同提出議題議案として決定いたしました。 以上で諸報告を終わります。 次、  日程第四 監査報告 でありますが、本件については配付いたしております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。なお、定期監査報告書つきましては、議案質疑の日の最後に質疑を行います。 次、  日程第五 協働のまちづくりについて  日程第六 地域を磨くための人材育成及び開発モデルについて  日程第七 図書館建設及び児童生徒の安全確保並びに小中学校の統廃合について でありますが、以上の三件については、閉会中の各常任委員会に付託しておりました所管事務調査の視察報告であります。これについては、お手元に配付しております印刷物により報告にかえますので御了承をお願いいたします。 それでは、これより報告第一三号及び第一四号、議案第七九号から議案第一一〇号までの三十四件を一括上程いたします。市長のごあいさつ並びに提案理由の説明を求めます。 ◎市長(白浜信君) 登壇 皆さんおはようございます。本日は平成二十一年九月平戸市議会定例議会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用のところ御出席いただき厚くお礼を申し上げます。 今期定例会におきましては、報告二件、決算認定十三件、条例案十件、一般会計補正予算を初めとする予算案七件及び事件議決をお願いするもの二件、合わせまして三十四件の審議をお願いするものであります。 初めに、去る八月三十日執行されました衆議院選挙につきましては、民主党が圧勝し、単独過半数を超える三百八議席を確保する中、自由民主党は改選前の三百から百十九へと大幅に議席を減らす結果となりました。 今後、民主党を中心とした政権運営がなされるに当たり、国民生活の課題でもある「子育て・教育、年金・医療、雇用・経済」に積極的に取り組んでいただくとともに、地域主権の社会づくりに向け政権運営に臨んでいただきたいと切望するものであります。 次に、第十一大栄丸沈没事故につきましては、八月中旬から船体引き揚げと遺体収容に向け、サルベージ会社による作業が進められております。計画によりますと、九月末までには沈船を台船上に引き揚げ、十月上旬から佐世保海上保安部による船内捜索が行われる予定であります。一日も早く行方不明者が発見され、御家族のもとに帰られることを心からお祈り申し上げます。 次に、新型インフルエンザにつきましては、八月二十一日厚生労働省発表によりますと、インフルエンザ流行シーズンに入ったと考えられるとのことであります。 本日から二学期も始まり全国的な感染拡大が危惧されるところでありますが、市民の皆様におかれましては、うがい、手洗いを励行するなど日ごろからインフルエンザの予防に努めていただくとともに、マスクなどのインフルエンザ対策用品についても需要が集中し、手に入らない恐れがありますので、日ごろから備蓄の準備をお願いいたします。 次に、国際交流事業でございますが、今年で十年目となる青少年日蘭交流事業につきましては、去る八月二十一日から二十五日までオランダ、ノールト・ワイケルハウト市より中学生サッカー選手を十四名とスタッフ五名、そして、今回初めて市長と助役も来日し、計二十一名が本市を訪れました。 滞在中は市内中学生選抜チームとの親善試合のほか、市内視察やホームステイによるホストファミリーとの交流を行いまして、平戸の文化や歴史に触れ、新たな交流の絆がうまれました。 また、「12Xおらんだ事業」でございますが、今年は交流十周年でもあり、過去に招聘した芸術家八名と新たに招聘する芸術家二名の合計十名の皆様を九月十四日から二十八日までの二週間招聘いたします。 滞在中は、学校訪問やワークショップ等などを行うともに、九月二十二日には平戸文化センター、二十三日には田平町民センターにおいて「12Xおらんだ芸術祭」を開催いたします。市民の皆様の積極的な参加をお願いいたします。 次に、平戸オランダ年の事業でございますが、今月は、12Xおらんだや平戸南風夜風人まつり「秋の陣」、ツーデーウォークなど合わせて、平戸オランダ年の各種イベントを展開してまいります。 九月十三日には「なんでも鑑定団」の公開録画を平戸文化センターで行います。なお、九月二十日は、日蘭通商の記念日でございますが、和蘭商館復元現場見学会や長崎県との共催で、オランダ大使をお招きしてトークショーを開催します。また、九月二十日から二十二日までの三日間は、平戸港交流広場におきまして、地元食材を活かした、食の祭典「平戸食彩フェスタ」を開催いたします。市内外から多くの入場者が訪れることを期待しております。 次に、観光関係でございますが、九月四日には日本一周のクルーズの一環として豪華客船「ぱしふぃっくびいなす号」が、川内港沖に寄港します。当日は、平戸の教会群を巡る観光ツアーなどのほか特別に「平戸神楽」の披露も予定しており、上陸される二百名を超える乗客の皆様方には、平戸の魅力に触れていただくことができるものと考えております。 同船の平戸寄港は初めてでありますが、今回の寄港は観光地「平戸」としても大きなイメージアップにつながるものであり、今後ともさらなる客船の誘致につなげてまいりたいと考えております。 また、これから十二月まで平戸オランダ年四百周年記念事業を展開する中でさまざまなイベントが開催されます。今月二十日、二十一日の平戸南風夜風人まつり「秋の陣」、十月には平戸城下歌仙灯籠まつりの開催に向け準備を進めておりますが、これにあわせて海外旅行などの総額四百万円分のプレゼントが当たる宿泊キャンペーンを展開し、期間中の誘客を図ってまいります。 次に、大河ドラマ「龍馬伝」でありますが、来年一月から放映されるのを受け、県を挙げて誘客対策に取り組んでいるところであります。 昨年、篤姫ブームに沸いた鹿児島県に見られるように、大河ドラマの主人公ゆかりの地は、観光面でも大きな経済効果が期待されております。本市には、薩長土肥の志士達が会合したとされる田助の地があり、幕末、龍馬と関わりがあった多くの人物が訪れております。この機会にぜひともドラマの一幕に登場できるよう、先般、藤井副知事と共に私みずから、NHKに出向き、福地会長及び制作局ドラマ番組部長らと面会し、要請を行ってきたところであります。 次に、九月六日から第四回市民体育祭が開催されます。競技スポーツ大会や地域住民を対象とした「健康まつり」や「運動会」が、市内各地で予定されておりますが、今回から県民体育大会予選を兼ねる競技については、九月第一・第二日曜日に集中して開催いたします。短期間に開催することにより、市民体育祭に対する市民の関心を高めるとともに、スポーツの競技力向上につながるものと期待しております。 また、九月二十日、平戸市総合運動公園ライフカントリーにおいて「第六十三回全国レクリエーション大会長崎大会」協賛行事としてグラウンドゴルフ大会が、全国から二百六十八名の参加者を得て開催されます。市民の皆様の応援をよろしくお願いいたします。 さらに九月二十六日、二十七日には、今回で三年目となります「第三回ひらどツーデーウォーク二〇〇九」が開催されます。二十六日は、白岳登山や川内峠、市街地など平戸北部を中心とした四コース、二十七日は、田平教会や里田原遺跡など平戸北部から田平地区を中心とした四コースを設定しております。現在、全国からの申し込みが多くあっておりますが、ぜひここに御出席の議員を初め、市民の皆様の積極的な参加をお願いいたします。 今回から、新たな企画として、前日の二十五日に根獅子地区と志々伎地区を会場とした地域自然観光ガイドによるエコウォークも開催いたします。なかなか触れる機会がなかった平戸中南部の魅力を市内外の多くの人に、紹介できることを期待しております。 次に、平成十九年一月、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が世界遺産の暫定リストに登録された後、資産の国指定・選定を目指して取り組んでまいりました。「平戸島と生月島の文化的景観」の調査がひとまず終了し、七月二十四日文化庁に重要文化的景観選定の申し出を行いました。秋の文化審議会で審議される予定であり、選定されますと国内で十六番目、県内では初の重要文化的景観になる予定でございます。 次に、平戸城下旧町地区街なみ環境整備事業でありますが、県が観光振興を積極的に推進する必要がある地域として街並み環境整備事業を整備している崎方地区及び四町地区の修景事業に対し、本年度限りの追加支援を行うことになり、各地区への要望調査を行ったところ、平成二十一年度に計画していた九棟に加え、新たに四十三棟の追加要望があり、合計五十二棟の整備計画をいたしました。実施に当たっては、市及び民間負担分の軽減と事業の四年間分の前倒し効果があり、またオランダ商館復元とあわせて観光活性化につながるものと期待しております。 次に、現在施工中の阿奈田ダム建設工事につきましては、八月末に進捗率が九七%となり、現在最終工程のダム堤頂の手すり取付工事及び周辺環境整備事業を行っております。なお、十月四日には、水を試験的にため始める湛水式を行う予定でございます。 また、阿奈田浄水場新設工事につきましては、八月末の進捗率二七%であり、六月から八月にかけての相次ぐ降雨により若干の遅れが生じておりますが、今後、施工内容の効率化を図りながら、年内に予定どおりの工程となるよう引き続き円滑な事業推進に努めてまいります。 次に、本市の財政状況につきまして御説明申し上げます。 平成二十一年度一般会計決算では、引き続き行政経費の節減や合理化などに努めるとともに、財源確保に最大の努力をする中で、何とか収支のめどをつけ、一億二千四百二十七万一千円の実質収支となっております。特に、特別交付税等の決定に当たりましては、国、県の特段の御配慮、さらに議長を初めとする議員各位の御支援、御協力を賜りましたことに対し、改めて感謝を申し上げる次第でございます。 次に、平成二十一年度一般会計の見通しでございますが、歳入の根幹である普通交付税は対前年比二・二%の伸びの九十億五千七百三十八万一千円で決定され、一億九千七百四十五万円の増となっております。この結果、前年度繰越金などを合わせて、九月補正後の財源不足額は解消された形となっております。一部は留保財源として今後の行政事業に適切に対応したいと思っております。 また、平成十八年度当初予算計上時におきましては、当時の段階における人口や経済情勢、各種制度の一定の条件を基礎としてそのまま財政運営を行い、財政調整基金や減債基金から可能な限り財源不足額を補てんして行った場合、平成二十年度でこれらの基金が底をつき、平成二十二年度には実質赤字比率が標準財政規模の二〇%に対し、今後特段の対策を講じることなく、現状のまま推移すれば収支不足の規模はさらに拡大し、数年で財政再建団体に転落することは避けられないという危機的な状況にあったことから、平成十八年三月財政危機宣言を行うともに、平成十八年度から平成二十一年度までの行政改革実施計画、集中改革プラン、定員適正化計画及び財政健全計画の連動した計画を策定し、抜本的な財政健全化に向けた取り組みを行ってまいりました。限られた財源の中で最大限の行政サービスを実施するために、まず総人件費の抑制ということで、私を初めとする特別職あるいは、職員の給料の一律カットの実施を断行いたしました。 さらには、退職者不補充などの職員数の適正化、内部管理経費の節減、各種事務事業の見直し、各種補助金の見直し、指定管理者制度の活用、市税等の収納率の向上、市有財産の売却などの新たな財源の確保、投資的経費の抑制、高利率借入の起債の繰上げ償還の実施、それから、地方交付税の増額によるものや昨年度から本年度にかけての「地域活性化・生活対策臨時交付金」及び「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の交付が見込まれることにより、平成二十年度中に底をつく予定であった財政調整基金及び減債基金の残高が、平成二十一年度末では平成十八年度当初残高を上回る財政調整基金残高が十七億八千万円、減債基金残高につきましては、十一億円を超える見込みであることから、本日ここに「財政危機宣言の解除」を行うものでございます。 これも一重に議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御協力の賜と深く感謝申し上げる次第でございます。 それでは、提案しております各議案について、順次その概要を御説明いたします。 報告第一三号「平成二十年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第三条第一項及び第二十二条第一項の規定に基づき、平成二十年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足率について議会に報告するものであります。 報告第一四号「平成二十年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の報告について」は、地方教育行政組織及び運営に関する法律第二十七条第一項の規定に基づき、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等について議会に報告するものであります。 議案第七九号から議案第九一号までの十三件は、平成二十年度の一般会計、各特別会計及び各事業会計の決算について議会の認定に付するものであります。各会計の決算の概要を申し上げますと、一般会計は行政経費の節減や財源確保に最大限努める中で、収支にめどをつけ、歳入総額二百二十六億八千百八十六万円、歳出総額二百二十一億百二十六万七千円で、歳入歳出差引五億八千五十九万三千円から繰り越すべき財源四億五千六百三十二万二千円を差し引いた一億二千四百二十七万一千円の実質収支となっております。 給与管理特別会計は、歳入歳出決算総額三十五億七千二百七十一万七千円となっております。 国民健康保険特別会計の事業は、歳入総額五十二億五百七十八万円、歳出総額五十一億六千八百十万五千円で、歳入歳出差引三千七百六十七万五千円の実質収支とっております。また、度島直営診療施設勘定は、歳入歳出決算総額五千六百八十八万六千円、大島直営診療施設勘定は、歳入歳出決算総額一億四千七百三十二万八千円となっております。 老人保健特別会計は、歳入総額五億九千二百二十一万八千円、歳出総額五億八千五百四十二万四千円で、歳入歳出差引六百七十九万四千円の実質収支となっております。 後期高齢者医療特別会計は、歳入総額三億五千七百二十九万九千円、歳出総額は三億五千三百五十万九千円で、歳入歳出差し引き三百七十九万円の実質収支となっております。 介護保険特別会計の保険事業勘定は、歳入総額三十二億九千二百四十八万七千円、歳出総額三十二億二千百七十五万八千円で、歳入歳出差引七千七十二万九千円の実質収支で、サービス事業勘定歳入歳出決算総額三千八百五十万九千円となっております。 簡易水道事業特別会計は、歳入総額三億一千百四万二千円、歳出総額三億五百五十三万三千円で、歳入歳出差引五百五十万九千円の実質収支となっております。 農業集落排水事業特別会計は、歳入歳出決算総額二千四百四十万八千円。 宅地開発事業特別会計は、歳入歳出決算総額十一万一千円。 あづち大島いさびり里事業特別会計歳入歳出決算総額五千九百十八万五千円となっております。 水道事業会計は、収益的収支の収入総額六億八千七百十八万五千円、支出総額五億八千百三十四万五千円で差引一億五百八十四万円の利益で、税抜き後の純利益が五千二百七十八万七千円となっております。 また、資本的収支では、歳入総額十二億三千七百九十三万八千円、支出総額十五億一千六百四十九万六千円で、収支不足額二億七千八百五十五万八千円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額五千三百一万六千円、過年度分損益勘定留保資金一億八千二百十六万円及び当該年度分損益勘定留保資金四千三百三十八万二千円で補てんをしております。 病院事業会計は、収益的収支の収入総額二十億九千六百五十三万九千円、支出総額二十一億七千二百七十三万七千円で、差引七千六百十九万八千円の損失で、税抜き後の純損失が九千百九十六万円となっております。 資本的収支では、収入総額一億二千六百四十四万円、支出総額一億九千五百十八万五千円で、収支不足額六千八百七十四万五千円は、当該年度分損益勘定留保資金九百二十四万七千円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額十七万四千円で補てんし、補てん残額五千九百三十二万四千円については、一時借入金より措置しております。 交通船事業会計は、収益的収支の収入総額及び支出総額とも一億六千五百七十六万九千円、資本的収支については、支出総額一千六十七万円となっており、資本的収入額が資本的支出に対して不足する一千六十七万円は減債積立金八百十六万五千円、過年度分損益勘定留保資金二百五十万五千円で補てんしております。 あわせて決算に係る監査意見書、財産に関する調書、主要な施策の成果についての報告書及び基金運用状況報告書を添えておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 議案第九二号「平戸職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正について」は、一般職の職員の給与に関する法律等の一部改正による法律の施行に伴い、一週間当たりの勤務時間を四十時間から三十八時間四十五分に改めたこと及び公務の能率的かつ適正な運営を推進すべく各種短時間勤務制度を導入するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九三号「平戸市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について」は、長期間にわたる育児と仕事の両立が可能となるように、育児のための短時間勤務制度の導入等に伴う地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律に基づき、条例の一部を改正するものであります。 議案第九四号「平戸市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、平戸市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例、平戸市職員の育児休業等に関する条例の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 議案第九五号「平戸市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の制定について」は、多様化、専門高度化する行政ニーズに対応するため、効率的かつ柔軟な人員配置を考える必要性が求められており、また臨時・非常勤職員制度の見直しとあわせて、多様な任用、勤務形態ができ得る地方公共団体の一般職員の任期付職員の採用に関する法律に基づき条例を制定するものであります。 議案第九六号「平戸市税条例の一部改正について」は、長崎県税条例の一部改正に関する条例が六月県議会で議決され、個人県民税の寄附金控除の対象が拡大されたことから、個人市民税についても寄附金控除の対象を個人県民税と同一とするため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九七号「平戸市国民健康保険条例の一部改正について」は、健康保険法の改正に伴い、他の被用者保険と同様に出産一時金を引き上げ、出産等にかかる経済的負担の軽減を図るため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九八号「平戸市生月漁港、公共施設等整備基金条例及び平戸市舘浦漁港、公共施設整備等整備基金条例の廃止について」は、市町村合併時に旧生月町から引き継いだ地域限定の特定目的基金を全額取り崩し、今回生月漁協、舘浦漁協が実施する水産振興関連施設の整備に対する支援を行うもので、これに伴い両基金条例を廃止するものであります。 議案第九九号「平戸市手数料条例の一部改正について」は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の施行に伴い、長期優良住宅建設等計画の認定手続き事務に係る手数料を定める必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第一〇〇号「平戸市田助ハイヤ節伝承館条例の一部改正ついて」は、無形民俗文化財田助ハイヤ節の県指定に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第一〇一号「平戸市立病院改革プラン評価委員会条例の制定について」は、本年三月に策定した平戸市立病院改革プランの実施状況について、有識者や地域住民等の参加を得て、評価の客観性を確保しながら改革プランの検証を行うための委員会を設置するため、条例を制定するものであります。 議案第一〇二号「平成二十一年度平戸市一般会計補正予算(第六号)」は、歳出で街並み環境整備事業南部市民体育館耐震改修事業、六月の梅雨前線豪雨及び七月中国・九州北部豪雨による農地等災害復旧事業の増額が主なもので、歳入では、地方交付税、国・県支出金、繰越金、市債などを見込み、収支を合わせて六億四千三十八万四千円を増額し、補正後の予算総額は二百三十一億五千二百三十一万一千円となっております。 議案第一〇三号「平成二十一年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」は、事業勘定において前年度繰越金の財政調整基金への積み立て、国庫支出金等の精算返還金が主なもので、収支を合わせて三千八百六十六万四千円を増額し、補正後の予算総額は五十三億七千四百九十三万四千円となっております。 議案第一〇四号「平成二十一年度平戸市老人保健特別会計補正予算(第一号)」は、前年度の支払基金交付金、国・県支出金等の精算に伴う過不足金を調整するもので、これを賄う財源として繰越金などを見込み、収支を合わせて七百三十六万三千円を増額し、補正後の予算総額は一千三百三万六千円となっております。 議案第一〇五号「平成二十一年度平戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)」は、長崎県の後期高齢者医療連合への前年度分保険料納付金の増額が主なもので、これを賄う財源として繰越金を見込み、収支を合わせて三百七十九万円を増額し、補正後の予算総額は三億八千三百七十二万五千円となっております。 議案第一〇六号「平成二十一年度平戸市介護保険特別会計補正予算(第一号)」は、保険事業勘定において、前年度繰越金の介護給付費準備基金への積み立て、支払基金交付金、国・県支出金等の精算返還、介護従事者の処遇改善に伴う保険料負担軽減措置の周知経費が主なもので、収支を合わせて七千四百四十九万三千円を増額し、補正後の予算総額は三十一億五千五百十五万五千円となっております。 議案第一〇七号「平成二十一年度平戸市水道事業会計補正予算(第二号)」は、資本的収入及び支出において、現在実施中であります中南部上水道統合整備事業の予算執行状況及び事業内容の変更などに伴い、事業費の減額補正を行うものであります。 資本的収入及び支出の補正後の収入総額十四億九千五百九十万三千円、支出総額十八億四千百十万七千円で、収支不足額三億四千五百二十万四千円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額六千八百七十六万三千円、過年度分損益勘定留保資金一億二千八百三十一万円及び当該年度分損益勘定留保資金一億四千八百十三万一千円で補てんするものであります。 議案第一〇八号「平成二十一年度平戸市病院事業会計補正予算(第二号)」は、収益的収入及び支出において、新型インフルエンザ対策として、医療資材購入に要する経費の増額と、それに伴う県補助金の増額及び平戸市立病院改革プラン評価委員会運営に要する経費の増額が主なもので、補正後の収入及び支出総額は二十三億九千五百四十六万二千円となっております。 資本的収入及び支出については、同じく新型インフルエンザ対策として、医療機器整備に要する経費の増額と、それに伴う県補助金の増額が主なもので、補正後の収入総額二億三千七百五十五万五千円、支出総額二千九百四十九万円で、収支不足額五千六百九十三万五千円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額三十三万五千円及び当年度分損益勘定留保資金五千六百六十万円で補てんをするものであります。 議案第一〇九号及び一一〇号の「工事請負契約の変更について」は、堤漁港地域基盤整備工事及び獅子漁港地域基盤整備工事(二工区)の請負契約を変更するにあたり、地方自治法九十六条第一項第五号規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。 以上をもちまして、提案しております諸議案については説明を終わります。内容の詳細については関係各課長より説明申し上げますので、どうぞよろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  市長の提案理由の説明が終わりましたので、これより議案説明を行います。 まず、報告第一三号の説明を求めます。 ◎財政課長(田島元一君)  おはようございます。報告第一三号「平成二十年度決算に係る健全化判断比率及び収支不足比率の報告について」、御説明申し上げます。 本報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第三条及び第二十二条の規定に基づき、監査委員の意見をつけて報告するものでございます。 この地方公共団体の財政の健全化に関する法律は、平成二十年四月一日から施行されているところでございますが、かつての地方財政再建促進特別措置法にかえて新たに制定されたもので、再生を必要とするような危機的状態に陥る前に警告を発し、事務的に健全化への努力を促すことに力点をおいた制度であります。 そのため、従来は普通会計のフロー指標のみに基づいて再建の可否を判断していたものを新制度では対象を公営企業や公社、第三セクターまで拡大したのに加え、従来の返済能力を示すストック指標も取り入れており、健全化判断比率として実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率等の四指標が規定されています。また、公営企業の経営健全化の判断指標として資金不足比率が規定されております。 それでは、本表に沿って、本市の状況について御説明いたします。 一ページをお開きいただきたいと思います。 まず、健全化判断比率でございますが、一般会計での実質赤字、特別会計及び公営企業会計を含めた連結赤字につきましては発生いたしておりません。実質公債費比率は、一六・八%であり、前年度と同率となっています。また将来負担比率は一一〇・八%であり、前年度の一二七・〇%と比較いたしますと、一六・二%改善いたしております。 このように、両比率とも早期健全化基準内でございますので、財政健全化計画、財政再生計画の策定義務はございません。また資金不足比率につきましては、各会計を列記しておりますが、病院事業におきまして、基準内三・〇%の資金不足が発生いたしております。これは公営企業では独立採算制の原則のもと、公共性と経済性が求めれるものであり、特別会計にあっては資金不足額が一般会計から繰出金として補てんされているため、実質収支において赤字額が発生していないことになります。 なお、実質収支比率にあっては、地方債の許可制限において制限が加えられるものであり、将来負担比率にあっては、地方債残高や債務負担行為、そして企業債等への繰り出しが財政運営を圧迫していないかを分析する指標でございます。これらの指標を注視しながら効率的な持続可能な財政運営を図ってまいりたいと考えてます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  ただいまの報告第一三号に対し、質疑がありましたらお願いいたします。ございませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(川上茂次君)  それでは、報告第一三号についてはこれをもって報告済みといたします。 次、報告第一四号の説明を求めます。 ◎教委庶務課長(森宗隆君)  おはようございます。報告第一四号「平成二十年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の報告について」、御説明申し上げます。 平成十九年に地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正され、昨年の議会から報告をしているものでございます。同法の二十七条第一項の規定により報告するものです。 報告の内容につきましては、大項目、一の教育委員会の活動、二、教育委員会が管理執行する事務、三、教育委員会が管理執行を教育長に委任する事項の三項目についてそれぞれ評価を行っております。 内容につきましては、大方できて、一部もう少しというものがありますけれども、大方できているというふうなことでございます。詳細については御一読をお願いしたいと思います。 以上、報告を終わります。 ○議長(川上茂次君)  ただいまの報告第一四号に対しまして、質疑がありましたらお願いいたします。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(川上茂次君)  それでは、報告第一四号についてはこれをもって報告済みといたします。 次、議案第七九号の説明を求めます。 ◎財政課長(田島元一君)  議案第七九号「平成二十年度平戸市一般会計決算認定について」、御説明を申し上げます。 まず、皆様方のお手元のほうに決算に関する資料という形で資料をお配りをいたしております。決算資料、この資料でございます。そちらのほうを見ながらお聞きいただきたいと思います。 平成二十年度の決算につきましては、それぞれ監査委員の審査を受け、その意見をいただきましたので、地方自治法第二百三十三条第三項の規定に基づき、監査委員の意見書をあわせて提出し、議会の認定をお願いするものでございます。 なお、各課所管に係る事務事業につきましては、地方自治法第二百三十三条第五項の規定に基づき別冊として決算に係る主要な施策の成果についての報告書を添付いたしておりますので、御一読いただきますようお願いいたします。 初めに、決算概要及び決算状況等につきまして簡潔に御説明申し上げます。 今お知らせしました皆様方のお手元に資料を配付さしていただいておりますので、決算資料等をお願いします。 その一ページ、二ページの決算カードを見ていだきたいと思います。この決算カードの数値につきましては、決算統計、地方財政状況調査といいますが、決算統計に係る普通会計の決算でございます。 一般会計の数値とは若干の相違がございます。港湾事業、それから後期高齢者医療事業等の関係から歳入歳出それぞれ一千八十二万四千円の差がございます。 財政指標の数値が普通会計決算より分析されますので、本カードにより決算概要を御説明申し上げます。また平成二十年度の市町村別決算状況及び類似団体別市町村財政指数等がまだ公表されていませんので、平成十九年度の指数等をもちいまして比較分析を申し上げます。 平成二十年三月三十一日現在、全国で市が七百八十三市ございます。また本市の類似団体は市町村合併等の進展に伴い、類似区分の変更が行われ、百三十二市となっております。 決算規模の状況でありますが、一ページの中ほど、区分の二、歳出総額は二百二十億九千四十四万三千円で、前年度比十二億三千三百七十三万八千円の減となっております。 決算の増減にはさまざまな要因がございますが、大きな要因といたしましては、平成十九年度に合併特例債を活用した新しいまちづくり基金の造成、十五億八千四百七十万円が主なものであります。 また二月に補正予算計上いたしました国の二次補正予算に伴う地域活性化生活対策臨時交付金事業につきましては、そのほとんどを平成二十一年度へ繰り越しております。 類似団体の歳出規模は、百四十六億三千百二十九万六千円、市民一人当たり、歳出決算額は四十四万千八百六円で、本市の市民一人当たり歳出決算額は六十一万六千六百九十九円でございますので、類似団体と比較いたしましても約一・四倍の決算規模ということになっております。 次に、本市の財政力指数でございますが、これは右側の指標等の欄の上から四段目に記載しております。平成二十年度は〇・二七七でございまして、前年度の〇・二六九と比較いたしますと、〇・〇〇八ポイント上昇いたしております。なお、類似団体では〇・四六というようになっております。 財政構造の弾力性を図る経常収支比率につきましては、平成二十年度は九四・八%でございまして、前年度の九八・六%と比較いたしますと三・八ポイントの減となり、若干の改善が見られるものの、依然として財政の硬直化がとまらない状況でございます。 改善の要因といたしましては、普通交付税と臨時財政対策債の増額、また人件費や扶助費などの義務的経費の減額や経常経費の節減によるものでございます。 なお、平成十九年度の全国平均が九二・〇%、類似団体が九四・八%でございまして、三位一体改革により交付税が大幅に減額された結果、平成十六年度から全国的に高い水準でこの経常収支比率は推移しております。 次に、同じく指標等の欄の中ほどでございます積立金現在高は、五十九億七千四百四十八万九千円で、対前年度比一億八千六百八十六万六千円の増、地方債現在高は三百億一千六百七十六万一千円で公的資金補償金免除繰り上げ償還等により対前年度比七億八百六十九万四千円の減となっております。なお、地方債残高、市民一人当たりでは八十万六千四百四十七円となっており、対前年度比五千九百四十四円の減となっております。 起債の借り入れに関しましては、交付税に算入される起債を厳選し、計画的な運用を図っているところでございます。 そのほか職員数、各公営企業等の状況等もこのカードの中に記載されていますのにで、御一読いただきたいと思います。 それでは、平成二十年度の決算内容につきまして御説明申し上げます。 この厚い決算書の一ページから二ページをお願いいたします。本表は平成二十年度平戸市各会計歳入歳出決算別の決算統括表でございます。 このうち一般会計では、予算現額二百四十七億七千六百七十万七千円に対しまして、歳入決算額は二百二十六億八千百八十五万九千五百六十一円、歳出決算額は二百二十一億百二十六万六千五百十五円であり、歳入決算額から歳出決算額を差し引いた歳入歳出決算残額は五億八千五十九万三千円でございます。 この残額につきましては、翌年度へ繰り越すことになりますが、このうち繰越明許費繰越額が四億五千六百三十二万二千円ありますので、純繰越額は一億二千四百二十七万一千円でございます。 続きまして歳入につきまして御説明します。 七ページ、八ページをお願いします。歳入合計の欄で調定額二百四十二億八千百六十七万二百三十三円に対しまして、収入済額が二百二十六億八千百八十五万九千五百六十一円、不納欠損額は一億三百十七万四千六百三十六円でございます。 前に戻りますが、三ページ、四ページに記載しております市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税、特別土地保有税及び次の五ページ、六ページに記載しております分担金、負担金、使用料において不納欠損処分をいたしております。 八ページの収入未済額の合計額は十四億九千六百六十三万六千三十六円でございますが、収入未済額のうち平成二十年度繰越明許費設定によります翌年度へ繰り越すべき特定財源相当の十二億二千五百四十五万三千円を除く実質的な収入未済額は二億七千百十八万三千三十六円でございます。 次に、歳出につきまして御説明いたします。 十一ページ、十二ページをお願いいたします。歳出合計の欄で予算現額二百四十七億七千六百七十万七千円に対しまして、支出済額は二百二十一億百二十六万六千五百十五円でございます。 予算現額から支出済額を差し引いた額が二十六億七千五百四十四万四百八十五円となり、平成二十年度繰越明許費設定による翌年度繰越額が二十五億五千三百五十六万円でございます。 不用額は一億二千百八十八万四百八十五円であります。したがいまして、欄外に記載してありますように、歳入歳出差引残額は五億八千五十九万三千四十六円でありますが、繰越明許費設定による翌年度へ繰り越すべき財源が四億五千六百三十二万二千円ありますので、実質収支は一億二千四百二十七万一千円となります。なお、一千円単位でありますが、次の十三ページのほうに実質収支に関する調書をつけておりますので、御参照いただきたいと思います。 続きまして、一般会計歳入歳出決算事項別明細書により御説明いたします。 十五ページをお願いいたします。 歳入につきましては、予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額を列記いたしております。また、それぞれの各節ごとの説明につきましては、備考欄に記載しているとおりでございますので、説明を省略し、主な内容等を簡潔に御説明いたしますので御了承のほどよろしくお願いいたします。 十五ページから十八ページにかけましての一款市税の収入済額は二十九億三千八百七十六万八千五百五円でございます。なお、不納欠損額一億二十九万一千三百六十三円の内訳につきましては、いずれも滞納繰越分でございまして、十五ページの一項市民税の一目個人、二目の法人、それから、二項一目固定資産税、三項一目の軽自動車税、六項一目の都市計画税、十七ページの七項一目特別土地保有税でございます。 また収入未済額二億三千四百四十万四千七百七十一円の内訳につきましては、十五ページの一項市民税の一目個人、二目の法人、それから、二項一目の固定資産税、三項一目軽自動車税、それから、六項一目の都市計画税となっております。 十七ページをお願いいたします。 次に、十七ページの二款地方譲与税から二十ページの十款交通安全対策特別交付金につきましては、総務大臣等の交付決定額によるものでございます。このうち九款地方交付税は百一億九千七百八十三万八千円でございまして、内訳は普通交付税が八十八億五千九百九十三万一千円で、対前年度比三億六千九百四十九万八千円の増、特別交付税が十三億三千七百九十万七千円で、対前年度比百八十八万四千円の増額となっております。 十九ページをお願いいたします。 十九ページから二十二ページの十一款分担金及び負担金につきましては、備考に記載している各種建設事業費等に対する分担金及び各種福祉施設入所者負担金でございます。 また、時効完成によりまして、一項の分担金で八十八万三千三百十三円、二項の負担金で百七十万九百八十円の不納欠損処分をしております。なお、一項分担金の収入未済額は一千六百七十八万五千五百二十九円は、平成二十年度繰越明許費設定による翌年度繰り越し分、四百五十二万三千二百八十円と土地改良事業に係る分担金の未収分でございます。 二十一ページをお願いいたします。 次に、二十一ページ、二十二ページの二項負担金の収入未済額一千七十五万三千七百七十円は、児童福祉費負担金の保育所入所児童保護者負担金の未収分でございます。 次に、二十一ページから二十六ページの十二款使用料及び手数料は使用料条例、手数料条例等に基づき収入するものでございまして、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 なお、一項使用料の不納欠損額二十九万八千九百八十円、収入未済額千十六万一千二百七十八円の主なものは、二十四ページの五目四節住宅使用料の公営住宅使用料でございます。 次、二十五ページをお願いいたします。 二十五ページから二十八ページの十三款一項国庫負担金につきましては、各種福祉サービス保育所運営費、生活保護費、保険事業費、災害復旧費等に対する国の負担金でございまして、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。なお、二目災害復旧費国庫負担金の収入未済額五千百二十五万二千円は公共土木施設災害復旧事業費に係る平成二十年度繰越明許費設定による翌年度繰り越し分でございます。 二十七ページをお願いします。 二十七ページから三十四ページの二項国庫補助金でございますが、内容につきましては、身体障害者福祉などの各種福祉事業費、浄化槽設置整備費などの衛生事業費、道路都市計画、住宅、消防などの各種建設事業費、学校施設整備事業などの教育事業費、住民基本台帳電算処理システム改修費、それから、国の補正予算に係る地域活性化緊急安心実現総合対策交付金、また地域活性化生活対策臨時交付金、さらには定額給付金給付事業に対する補助金でございまして、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 なお、収入未済額六億一千八百六十七万円は平成二十年度繰越明許費設定による翌年度繰り越し分で、内訳といたしましては、民生費の後期高齢者医療事業費、子育て応援特別手当給付事業費、土木費の道路新設改良事業費、街並み環境整備事業費、教育費の社会体育施設整備事業費、地域活性化生活対策交付金事業費及び定額給付金事業費でございます。 三十三ページをお願いいたします。 三十三ページ、三十四ページの三項委託金は外国人登録事務費、基礎年金事務費交付金等でございまして、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 続きまして、三十五ページをお願いいたします。 三十五ページから四十ページの十四款一項県負担金でございますが、内容につきましては、各種の社会福祉事業費、保育所運営費などの児童福祉事業費、その他権限移譲に係る県負担金でございまして、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 三十九ページをお願いいたします。 三十九ページから五十二ページの二項県補助金につきましては、市町村合併に係る支援特別交付金、福祉医療費助成に係る事業などの福祉事業費、浄化槽施設整備事業などの保険、環境等の事業費、農業、林業、水産業、商工、教育などの各種振興対策事業費及び漁港、土木、災害復旧などの建設事業に係るものでございまして、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 なお、収入未済額五億五千五百五十三万一千円は、繰越明許費設定よる翌年度繰り越し分で水産業振興事業費、それから、漁港施設整備事業費、街並み環境整備事業費、農地等災害復旧事業費でございます。 五十一ページをお願いいたします。 五十一ページから五十四ページの三項委託金の主なものは県税徴収に係る徴税費委託金を初めとする各種統計調査などの県の委託事務費及び権限移譲事務費等でございます。内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 五十三ページをお願いいたします。 五十三ページから五十六ページの十五款一項財産運用収入は、普通財産等の貸付料、それから、市有家屋及び教職員住宅貸家料並びに土地開発基金などの各種基金の預金利子等でございます。 なお、一目財産貸付収入の収入未済額十二万円は市有地の宮田駐車場の貸地料でございます。同じく、二項一目不動産売り払い収入は、市有地三ヵ所と法定外公共物及び公共の宿たびらんどの売却が主なものでございます。また、三目生産物売り払い収入は、市有間伐材等の売却によるものでございます。 五十五ページをお願いいたします。 五十五ページから五十八ページの十六款寄附金は篤志家からの各種基金等へ寄附をいただいたもので、内容につきましては、備考に記載しているとおりでございます。 五十七ページをお願いいたします。 五十七ページから六十二ページの十七款一項基金繰入金は減債基金の繰入金及び各種基金の事業目的ごとの繰入金でございます。なお、財政調整基金繰入金につきましては、収支不足解消のため、当初予算で四億三千万円を計上いたしておりましたが、特別交付税の増額や人件費の抑制、物件費の経費節減などにより最終的には繰入金ゼロでございます。 また減債基金におきましても、繰り上げ償還のため取り崩しをしたものの、最終的にはその分積み立てをすることができましたので、財政調整基金、減債基金ともに現年度末現在高に比較して増額ということになっております。 六十一ページをお願いいたします。 同じく、十七款二項他会計繰入金は、老人保健及び介護保険特別会計からの繰入金でございます。 十八款繰越金は、平成十九年度繰越明許費設定に伴う平成二十年度への繰越金三千三百二十四万五千円と平成十九年度決算の実質収支による繰越金一億三千五百九万二千百七十九円でございます。 次に、六十一ページから六十四ページの十九款諸収入のうち、三項貸付金元利収入は、企業会計貸付金及び事業目的別の貸し付けに対する元利収入でございます。なお、収入未済額につきましては、二目の災害援護資金貸付金元利収入の未収分でございます。 六十三ページをお願いします。 次に、六十三ページから六十四ページの四項受託事業収入につきましては、後期高齢者医療制度に伴う健診事業の受託事業収入でございます。 次に、第五項雑入につきましては、各節の区分及び備考に記載しておりますが、収入未済額二百四万五千五百七十一円につきましては、生活保護法六十三条返還金等の未収分でございます。 六十七ページをお願いします。 六十七ページから七十二ページの二十款市債の内容でございますが、これらは各種建設事業等に対するそれぞれの起債充当目的別ごとに借り入れをした額であります。備考に記載しているとおりでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上で歳入の説明を終わります。 引き続き、七十三ページから三百十六ページまでの歳出につきまして、それぞれの担当所管課から御説明いたしますのでよろしくお願いいたします。なお、各所管課に係る事務事業等につきましては、先ほど申し上げましたが、別冊で決算に係る主要な施策の成果についての報告書を配付しておりますので、御一読をお願いいたします。 それでは、七十三ページをお願いいたします。 七十三ページから七十六ページの一款議会費につきまして御説明いたします。 支出済額は、二億八百九十五万二千百三十七円でございます。主な内容は議員報酬と議会活動に要する経費、議会中継システム等の議会運営経費でございます。 なお、二十年十月から職員の一名減等によりまして、対前年度比二百五十八万八百九十五円の減額となっております。 以上で議会費の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎総務課長(松山久與君)  おはようございます。それでは七十五ページから八十二ページにかけましての二款総務費一項総務管理費一目一般管理費について御説明いたします。 支出済額は十二億一千二十二万九千六百七十一円となっております。支出の主なものは、備考欄の一、二、三、四の人件費で特別職五名、職員六十一名分の十億三千九百八万四千六百六十六円を支出いたしておりまして、全体の八五・九%を占めております。 二十年度に新たに取り組んだ主な事業のみ説明をいたします。八十ページ、備考欄十五、庁用自動車整備事業は市外出張用としてハイブリット車を購入した経費でございます。 備考欄、十六、文書管理システム整備事業は、新たなシステムを導入し、文書管理の効率化を図った経費でございます。その他の各事業につきましては、備考欄に記載のとおりでありますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、八十一ページから八十四ページの二目広報費につきまして説明いたします。 支出済額は二千三百四十七万一千三百八十円でございます。主な事業内容といたしましては、市政に関する情報を提供するための「広報ひらど」発行に要する経費、ホームページに要する経費、大島地区に設置をしております大島ケーブルテレビの管理経費でございますが、備考欄二のとおり、二十年度は大島地区のCATVデジタル化整備事業としてデジタル化を図るための調査設計業務を委託した経費でありますのでよろしくお願いいたします。 以上で広報費の説明を終わります。 ◎財政課長(田島元一君)  続きまして、八十三ページ、八十四ページの三目財政管理費につきまして御説明いたします。 支出済額は、四百十九万三千九百四十九円でございます。主な内容は、財務会計システムの管理経費、予算書印刷などの財政運営経費でございますが、財務会計システムのリース期間満了に伴い、再リースとなったこと、また平成十九年度に交付税の関係で旧四市町村数値管理システムの開始をしたことなどにより、対前年度比五百九十七万九千九百六十六円の減額となっております。 以上で財政管理費の説明を終わります。 ◎会計管理者兼課長(内山久実夫君)  八十三ページから八十六ページまでの四目会計管理費につきまして御説明いたします。 収入済額は四十九万八千三百八十六円で、印刷製本費などの事務経費でございます。 以上でございます。 ◎財政課長(田島元一君)  八十五ページ、八十六ページの五目財産管理費につきまして御説明いたします。 支出済額は六億五千九十六万五千四百十九円でございます。主な内容は、建物、自動車等の災害共済保険料などの市有財産管理経費や地方公営企業等金融機構出資金及び財政調整基金、減債基金の積立金でございます。なお、両基金の平成二十年度末現在高は、財政調整基金が十七億一千百十六万一千円、減債基金が十億二千四百八十八万一千円となっております。 以上で財産管理費の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◎企画課長(戸田幾嘉君)  続きまして、八十五ページから八十八ページにかけての六目企画費について御説明をいたします。 支出済額は一億四千七百七十三万四千三百八十一円で、主な内容としましては、備考欄の一番、民間事業者に無利子で貸し付けを行う地域総合整備資金貸付事業として一億円、二番の生月振興公社運営費の赤字補てんのための補助金として三百八十九万円、次のページですけども、六番、温泉源の売却に伴う借入金の繰り上げ償還を行うための田平振興公社への貸付金三千九百三十万円、七番、「やらんば!平戸」応援基金への積立金百四十五万四千円などであります。 続きまして、八十九ページから九十ページの七目情報通信費について御説明をいたします。 支出済額は一億三千八百三十六万八百九十一円で主な内容としましては、備考欄一番の川内、度島局内エリアにADSL回線が利用できるためのブロードバンド基盤整備事業として千六百九十万四千円、二番ですけども、グループウエアや情報系システムなどのネットワークシステムの保守管理に要する経費として四千二十六万七千八百六十六円、三番のパソコンやプリンター等の機器の購入事業として、情報通信機器整備事業八百十九万八千九百二十五円、四番ですけども、基幹系システムなどの総合行政情報システムの保守管理に要する経費として七千二百五十七万四千八百八十九円などとなっております。 ◎総務課長(松山久與君)  八目支所・出張所費について御説明いたします。 八十九ページから九十六ページでございますけれども、支出済額は一億九千七百二万四千百十一円となっております。支出の主な内容は、支所、出張所職員二十名分の人件費と事務経費及び庁舎管理に要した経費でございますが、九十二ページ、備考欄二の生月支所庁舎管理に要する経費及び備考欄三の田平支所庁舎管理に要する経費の(七)工事請負費は停電用自家発電機の改修及び設置に要した経費でございます。 以上でございます。 ◎監査事務局長(岡恭市君)  九十五ページから九十六ページの九目公平委員会費について御説明いたします。 支出済額が二十万三千三百六十二円でございます。支出の主なものは、公平委員会開催に伴う委員三名分の報酬六万円及び旅費五万一千六百四十円等でございます。 以上で公平委員会費の説明を終わります。
    ◎市民課長(中村幸一君)  おはようございます。九十五ページから九十八ページの二款一項十目交通安全対策費について御説明いたします。 支出済額は、一千九百五十一万九千八百四十六円でございまして、支出の主なものといたしましては、職員給与費一名分と交通安全の推進を要する経費でございまして、備考欄二の交通安全指導員活動に要する経費三百三十五万百八十円は、交通指導員四十二名分の報酬及び活動に要する経費でございます。 備考欄四の交通安全対策推進に要する経費三百八十八万一千九百九円は、交通指導員雇用に対する県への負担金二百五十九万千五百四十四円のほか、交通安全協会や交通安全母の会と各種団体への負担金、補助金が主なものでございます。 備考欄五の道路反射鏡整備事業三百九十五万七千百五十円は、道路反射鏡の新設十七基、補修十一基に要した経費でございます。 なお、繰越明許費四百万円につきましては、国の平成二十年度予算、二次補正にかかります交付金の一部を反射鏡設置おおむね二十基分として二十一年度へ繰り越しているものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎企画課長(戸田幾嘉君)  九十七ページから百四ページをお願いいたします。 まず十一目文化センター費について御説明をいたします。 支出済額は五千八百五十七万九千七百九十八円で、内容としましては、文化センターの中庭駐車場建設工事などの文化センター整備事業、千四百四十四万五千円及び平戸振興公社に管理委託をしております文化センター管理運営に要する経費四千四百十三万四千七百九十八円となっております。 なお、繰越明許費四百五十三万九千円は中庭駐車場の取り付け舗装道路の順延によるものでございます。 次に、十二目ふるさと振興費について御説明をいたします。 支出済額は八千二百七万九千四百六十三円で、主な内容としましては、備考欄二番、姉妹都市であります善通寺市や北海道江幸町との地域間交流に要する経費として百八万千九百十五円、三番、市民と行政がそれぞれの役割を担い、ともに地域を支えあうことを目的とした協働によるまちづくり推進事業として二千七百九十四万五千二百四十五円、四番ですけれども、定住促進に要する経費百七万七千二百五十円、五番の平戸いきいきまちづくり基金への積立金五千百四十六万九千九百二十八円となっております。 続きまして、百一ページの十三目国際交流費について御説明いたします。 支出済額は千八百二十九万三千五百七十六円で、主な内容としましては、二番ですけども、市民との交流や学校等での国際教育を実施するため雇用しております国際交流委員に要する経費として四百四十六万三千三百八十円、三番の友好都市を締結しております南安市との友好訪問団派遣事業百八万四千二百八十八円、五番の少年サッカーを通じての青少年日蘭交流事業四百十九万七千四百九十九円、六番ですけども、12Xオランダ日蘭交流事業で三百万円、「二〇〇九平戸オランダ年」四百周年記念事業の事前事業として五百二十三万五千円となっております。 以上です。 ◎国土調査課長(井上玄一君)  おはようございます。百三、百四ページの十四目国土調査費の二十年度決算内容について御説明をいたします。 支出済額は一億一千二百三十五万二千九百一円で、支出内訳は職員六名の給与費と国土調査に要する経費に二分されます。 国土調査に要する経費の主なもののうち、備考欄の(六)委託料五千二百八十五万七千五百円は、度島第三地区の地籍調査と度島第一地区の数値情報化業務委託に要したものでございます。 また、(八)備品購入費中、その他の備品購入費四百八十八万二千五百円は地籍情報管理システム整備導入によるものでございます。 以上よろしく御審議をお願いいたします。 ◎企画課長(戸田幾嘉君)  続きまして、百三ページから百八ページをお願いいたします。 まず十五目地域政策費について御説明いたします。支出済額は七百七十八万三百二十一円で、地域審議会に要する経費三十二万八千八百二十円、それから、地域自治区協議会に要する経費百十一万二千七百一円、それと合併特例債を原資とする新しいまちづくり基金への積立金六百三十三万八千八百円となっております。 続きまして、十六目交通政策費について御説明をいたします。 支出済額は八千七百十九万九千八百二十六円で、主な内容としましては、二番の高島地域住民の生活航路となっております高島地区航路対策事業、三百八十七万三千六百円、三番の廃止路線を代替バス等で運行する路線バス維持対策事業として六千五百六十万六千百四十一円、五番の松浦鉄道施設整備事業として千六百四十三万八千円などであります。 なお、繰越明許費三百八十二万円は大島地区のバス待合所整備事業ですけども、二月の臨時交付金のため翌年度に繰り越しをしております。 以上です。 ◎行革管理課長(小川茂敏君)  百七ページ、百十ページをごらんいただきたいと思います。 十七目行革管理費に関する説明でございます。支出総額四百二十三万四千二百五円でございます。備考欄、二番、行政評価導入に要する経費は行政評価制度の構築に関する委託料でございます。 同じく、三番、行政改革推進に要する経費は、行政改革推進委員会に係る経費が主でございます。 以上でございます。 ◎市民課長(中村幸一君)  百九ページから百十ページの十八目諸費の市民課所管分について御説明いたします。 備考欄一の防犯灯設置に要する経費五百十二万八千六百二十円は、(三)の負担金補助及び交付金三百八十八万五千四百円が主なものでございますが、これにつきましては、防犯灯六十四基の新設及び維持管理に伴うものでございます。 備考欄二の安全安心まちづくりの推進に要する経費九十九万四千四百円は、安全安心まちづくりのための防犯マニュアルを作成しまして、全世帯へ配布したところでございますが、このパンフレット等の印刷製本費、あるいは推進大会の主催団体、平戸地区防犯協会への開催補助金などでございます。 備考欄五の防犯対策事務に要する経費七十四万五千八百二十円でございますが、これにつきましては、平戸地区連合防犯協会補助金が主なものとなっております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎総務課長(松山久與君)  諸費の総務課分について御説明をいたします。 備考欄三の市民総合相談に要する経費は、昨年六地区で開催をいたしました市民総合相談開設のための経費でございまして、行政相談員、人権擁護委員等の謝礼、費用弁償等でございます。備考欄四の行政相談員活動に要する経費は行政相談員研修会への参加経費等でございます。 以上でございます。 ◎企画課長(戸田幾嘉君)  百九ページから百十二ページにかけての十九目定額給付金給付費について御説明をいたします。 支出済額は二億六千七百八十八万七千九十四円で、うち給付額が二億五千八百一万二千円、事務費が九百八十七万五千九十四円であります。また、給付対象者すべてに年度内に支給することが困難なため、繰越明許費三億五千五百六十万七千円を翌年度に繰り越しております。 以上です。 ◎税務課長(永田米吉君)  百十一ページからの二項徴税費を御説明いたします。 一目税務総務費の支出済額は一億五千七百十万八千四百九十二円でございます。主なものといたしましては、備考欄一の職員給与費は二十二名分の人件費、備考欄三から六は固定資産の評価等に係る委託料でございます。 百十三ページから百十六ページをお願いいたします。 二目賦課徴収費の支出済額は三千九百四十八万三千九十四円でございます。備考欄一の納税組合交付金、備考欄四の市税過誤納付還付金等が主なものでございますけども、百十六ページ備考欄六の税源移譲による市県民税還付金につきましては、税制改正がありまして、所得税からの税源移譲により市県民税の負担増が生じた納税者に対しまして還付したものでございます。 以上であります。 ◎市民課長(中村幸一君)  続きまして、百十五ページから百十六ページの二款二項三目住民基本台帳費について御説明いたします。 支出済額九千百九十六万八千九百十三円は、職員十二名の給与費と戸籍事務システム、住基ネットワークシステムの機器保守管理委託料及び使用料、賃借料と戸籍住民基本台帳事務に要した経費でございます。 なお、繰越明許費八百四十万円につきましては、国の二十年度予算、二次補正の交付金の一部を平成改製原戸籍附票電子化事業費として二十一年度へ繰り越しているものでございます。どうぞよろしくお願いします。 ◎選管事務局長(山野上和則君)  それでは百十五ページから百二十ページの四項選挙費について御説明いたします。 まず百十五ページから百十八ページの一目選挙管理委員会費につきましては、支出済額は、一千八百十四万八千三百八十九円であります。支出の主なものは、職員二名分の人件費及び選挙管理委員会の運営に要する経費であります。 次に、百十七ページから百十八ページの二目選挙啓発費でございますが、支出済額は四十万二千五百五十八円であります。支出の主なものは明るい選挙推進に係るものであります。 次に、三目北部海区漁業調整委員会委員一般選挙費から百二十ページの七目北部海区漁業調整委員会委員補欠選挙費につきましては、それぞれの選挙を執行いたしましたが、すべてにおいて無投票になったことから、その支出の主なものは、選挙の準備経費、あるいは立候補受付、選挙会に要する経費となっております。 それぞれの選挙費の支出済額は、三目北部海区漁業調整委員会委員一般選挙費において十一万六千七十一円、四目農業委員会委員選挙費十九万九千五百八十四円、五目国営田平土地改良区総代選挙費十四万一千七百八十五円、六目田平土地改良区総代選挙費三十二万一千八百十八円、七目北部海区漁業調整委員会委員補欠選挙費十四万三千六百十四円となっております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎企画課長(戸田幾嘉君)  百十九ページから百二十二ページをお願いいたします。 まず、五項一目統計調査総務費について御説明いたします。 支出済額は五百万四千三百六十二円で、統計調査のための人件費一名分四百九十四万八千三百八十九円が主なものであります。 続きまして、二目指定統計調査費について御説明をいたします。 支出済額は七百八十一万七千三百三十一円で、主な内容としましては、工業統計調査三十万五千百五十九円を初め、住宅土地統計調査四百十四万百三十七円、漁業センサス三百三十三万九千五百円など、統計法に基づく各種統計調査に要した経費でありまして、調査員等の報酬及び事務経費であります。 以上でございます。 ◎監査事務局長(岡恭市君)  百二十三ページから百二十四ページの六項一目監査委員費について御説明いたします。 支出済額は二千三百九十万八百二円でございます。 支出の主なものは、職員三名分の給与費二千六十万九千百七十二円及び監査委員事務に要する経費のうち監査委員報酬二百三十七万六千円が主なものでございます。 以上で監査委員費の説明を終わります。 ◎福祉事務所長(田中義則君)  それでは、百二十三ページから百二十八ページ、三款民生費一項一目社会福祉総務費につきまして御説明をいたします。 支出済額は一億八千三百十三万三千八百二十一円でございます。 主な内容でございますが、社会福祉協議会及び社会福祉センターへの運営補助、民生委員児童委員に要する経費や福祉健康まつりに要する経費、戦没者追悼に要する経費など、各種の福祉サービス事業等に要した経費でございます。 備考欄四の民生委員児童委員に要する経費は、民生委員児童委員百二十五名分の活動費等でございます。 次のページをお願いいたします。 備考欄六、戦没者追悼に要する経費は、市内四ヵ所で開催をしております戦没者追悼式に対する経費でございます。 なお、平成二十一年度からは、合併時からの懸案でございました四ヵ所で開催をしておりました追悼式を統一し、平戸文化センター一ヵ所で開催をするようにいたしております。 備考欄九、社会福祉総務事務に要する経費は、長崎県更生保護協会北松浦支部ほか各種団体に対する負担金補助金が主なものでございます。 以上で説明を終わります。 次のページをお願いいたします。 百二十七ページから百三十四ページ、二目障害福祉費につきまして御説明をいたします。 支出済額八億七千八百十三万四千九百三十五円でございます。 在宅及び施設入所の身体障害者、知的障害者、精神障害者に対する各種福祉サービスに要した経費でございます。 主なものを御説明をいたします。 備考欄五の地域活動支援センター事業は、平戸市障害者地域活動支援センターホープドリーム等に対する負担金補助金でございます。 次のページをお願いいたします。 備考欄十四、福祉医療給付事業は、心身障害者等の医療費負担の軽減のために助成をするものでございます。 備考欄十七、平戸ふれあい福祉事業は、障害者の生きがいづくり等を実施した三事業に対して助成を行っております。 備考欄十九、オストメイト対応トイレ設備緊急整備事業及び備考欄二十の聴覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業は、ともに長崎県の障害者自立支援対策臨時特例基金を利用して整備を行ったものでございます。 次のページをお願いいたします。 備考欄三十二の療育支援センター管理運営に要する経費は、平戸市療育支援センター「あったかさん21」の指定管理料等でございます。 以上でございます。 ◎保険福祉課長(田代久光君)  百三十三ページ、三目老人福祉費の主なものについて御説明をいたします。 支出済額は八千五百八十万四千七百十二円となっています。 備考欄一の職員給与につきましては、四名分の人件費でございます。 備考欄二の低所得者介護保険利用者負担対策事業は、離島における介護サービスの負担軽減にかかる経費が主なものでございます。 備考欄三の敬老行事に要する経費は、敬老祝い金として七十七歳、八十八歳の方を対象に一人当たり八千円と一万円をそれぞれ支給、また、長寿祝い金として百歳になられた方に対して五万円を支給いたしております。ほか敬老行事に対する助成金でございます。 百三十六ページをお願いいたします。 備考欄十四の高齢者・障害者住宅改造助成事業は、介護保険制度と連携した事業でございまして、日常生活を容易にし、介護者の負担を軽減するためのバリアフリーの住宅改修に伴う経費を助成するものでございます。 備考欄十五の高齢者生活福祉センター管理に要する経費につきましては、生月、大島地区の高齢者生活支援センターの指定管理者制度による管理運営委託料が主なものでございます。 以上でございます。 ◎福祉事務所長(田中義則君)  続きまして、四目老人措置費につきまして御説明いたします。 支出済額は、一億七千五百四十九万七千五百五十五円でございます。養護老人ホーム入所者の措置費で、三月末における入所者数は、光の園など八施設七十八名でございます。 以上で説明を終わります。 ◎保険福祉課長(田代久光君)  同じく百三十七ページをお願いいたします。 五目老人医療事務費につきましては、支出済額は四千三百五十二万三千四百十五円となっています。 備考欄一の老人保健会計繰出金につきましては、老人保健特別会計への公費負担分でございます。 同じく六目後期高齢者医療費につきましては、支出済額は五億六千五十万九千六百二円となっています。高齢者医療の確保に関する法律の施行に伴い、平成二十年度から新たに設けられた経費でございます。 備考欄一の職員給与費は、三名分の人件費にかかるものでございます。 百三十九ページをお願いいたします。 備考欄二の後期高齢者医療療養給付費負担金につきましては、長崎県後期高齢者医療広域連合へ市負担金としての支出済額でございます。 備考欄三の後期高齢者医療会計繰出金につきましては、長崎県後期高齢者医療広域連合の管理運営に伴う共通経費負担金、保険基盤安定負担金及び平戸市での事務経費等を後期高齢者医療特別会計へ繰り出すものでございます。 また、翌年度繰越額が二百五十四万七千円でございます。これは高齢者医療制度円滑運営事業としてシステム改修にかかる経費でございます。 七目国民年金事務費につきましては、支出済額は千三百八十万六千三百六十五円となっています。 備考欄一の職員給与費は、二名分の人件費にかかるものでございます。 備考欄二の国民年金事務に要する経費として、これは法定受託時の取り扱いによる人件費でございます。 同じく八目国民健康保険費につきましては、支出済額は三億四千六百六十六万一千二十円となっています。 備考欄一の職員給与費は、十五名分の人件費にかかるものでございます。 備考欄二の国保事業会計繰出金につきましては、国民健康保険特別会計への公費負担分となっています。 同じく九目介護保険事務費につきましては、支出済額は四億六千六百九十三万八千四百七十六円となっています。 備考欄一、二の介護保険会計繰出金につきましては、公費負担分として保険事業勘定及びサービス事業勘定へ繰り出すものでございます。 以上でございます。 ◎福祉事務所長(田中義則君)  続きまして、百四十一ページから百四十六ページの二項一目児童福祉総務費につきまして御説明をいたします。 支出済額は、一億五千七百二十八万四千七十円でございます。乳幼児等の医療費負担の軽減を目的に行っています福祉医療給付事業を初めといたしまして、安心して子育てができる環境整備のため、各種の保育事業の支援をいたしております。 主なものについて御説明いたします。 備考欄四、放課後児童クラブに要する経費は、平戸小学校の空き教室を利用し、実施いたしております放課後児童クラブなのはなクラブに対する補助金、並びに、放課後児童クラブに通所する児童のうち、母子もしくは父子家庭の児童及び兄弟児童について、保育料の負担軽減のための放課後対策母子家庭等児童助成事業補助金でございます。 なお、放課後児童クラブの年間平均登録児童数は七十三名でございます。 次のページをお願いいたします。 備考欄八、離島地域安心出産支援事業は、これは新規の事業でございまして、離島地域に居住されている妊婦の安心安全の出産を図るための助成金でございます。 二十年度における対象者は二名でございます。 備考欄九、ノーバディーズ・パーフェクト・プログラム事業は同じく新規事業で、育児不安やストレスによる児童虐待等を予防するための親育ち講座でございます。 二十年度は八名の参加となっております。 備考欄十、次世代育成支援地域行動計画策定に要する経費は、二十一年度に策定する次世代育成支援地域行動計画(後期)のためのニーズ調査にかかる経費でございます。 備考欄十一、保育対策等促進事業、備考欄十二、次世代育成支援対策事業、備考欄十三、発達促進保育事業、備考欄十四、障害児保育事業及び次ページの備考欄十六、児童環境づくり基盤整備事業は、市内の民間保育所が実施する保育事業への補助金でございます。 次に、百四十五ページ、百四十六ページの二目児童措置費につきまして御説明をいたします。 支出済額は十一億一千二百二十六万四千九百円でございます。小学校六学年終了前までの児童を養育する者に対し支給をいたしております児童手当給付事業、及び市内十六ヵ所の民間保育所への運営費でございます。 続いて、三目母子福祉費につきまして御説明をいたします。 支出済額は一億五千百二十四万四千六百八円でございます。 主な内容は、母子自立支援員配置に要する経費、就業を目的に資格を取得する際の教育技能訓練の一部を助成する母子家庭自立支援給付事業、及び母子家庭等の児童の養育者に対して支給される児童扶養手当給付事業でございます。 なお、母子家庭自立支援給付事業では二名の方が利用されており、ホームヘルパー、医療事務の資格を取得いたしております。 次に、百四十七ページから百五十ページの四目児童福祉施設費につきまして御説明いたします。 支出済額は一億七千四百二十万一千八百六十九円でございます。 主な内容は、公立保育所三ヵ所、児童館一ヵ所の管理運営に要する経費、及び僻地保育所六ヵ所の社会福祉協議会に対する指定管理料でございます。 なお、十五節工事請負費の繰越明許費一千九百一万四千円は、地域活性化生活対策臨時交付金事業で実施する二事業分でございます。 次の次のページ、百五十一ページ、百五十二ページをお願いいたします。 五目子育て応援特別手当給付費につきまして御説明をいたします。 支出済額は八百七十九万八千五百六十円で、繰越明許費は一千百十四万七千円でございます。 平成二十年度の緊急措置として小学就学前三年間の第二子以降の子供一人当たりにつき三万六千円を支給するもので、最終的に対象者数は四百六十五世帯の四百九十七人でございます。 次に、三款三項一目生活保護総務費につきまして御説明をいたします。 支出済額は三千六百八十四万四千八百七十一円でございます。 主なものは、職員人件費及び生活保護事務に要する経費でございます。 次のページをお願いいたします。百五十三、百五十四ページでございます。 二目扶助費につきまして御説明をいたします。 支出済額は六億六千五百三十四万二千五百八十一円でございます。被保護世帯に対する生活保護費でございます。生活保護の状況でございますが、高齢者・疾病者・障害者世帯が大半を占めている状況でございます。わずかながら増加傾向となっております。 なお、年度を平均した被保護者世帯は、二百九十五世帯の三百七十七名でございます。 次に、三款四項一目災害救助費につきまして御説明をいたします。 支出済額は十八万八千四百七十八円でございます。火災等小災害罹災に対する見舞金給付に要した経費でありまして、火災四件に対する見舞金でございます。 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川上茂次君)  それでは、ここで昼食のために休憩いたします。午後の会議は一時三十分に再開いたします。御苦労さんでした。               午前十一時四十七分 休憩               ~~~~~~~~~~~~               午後 一時 三十分 再開 ○議長(川上茂次君)  休憩中の本会議を再開いたします。 引き続き議案説明を続行いたします。 ◎保健センター事務長(永田郁郎君)  百五十三ページから百六十ページまでの四款衛生費一項保健衛生費のうち一目保健衛生総務費から三目老人保健費までにつきまして御説明いたします。 百五十三ページをお願いいたします。 一目保健衛生総務費についてでありますが、支出総額は一億三千百三万七千八百四十八円でございます。 主な内容は、備考欄一番、職員給与費は、保健センター職員人件費十名分であります。 備考欄二番、妊産婦健康診査事業から百五十六ページ、備考欄五番、幼児健康診査事業につきましては、母子保健事業育児支援に要した経費でございます。 説明欄六番、在宅当番医制整備事業、七番、二次救急医療体制事業につきましては、救急患者などの医療体制確保のために要した経費でございます。 続きまして、百五十七ページ、百五十八ページの二目予防費につきまして御説明いたします。 支出済額は三千九百一万二千七百七十七円でございます。 主な内容といたしましては、感染症の予防対策に要した経費でございます。 続きまして、百五十七ページから百六十ページまでの三目老人保健費につきまして御説明いたします。 支出済額は五千八百四十三万六百十円でございます。 主な内容は、三名分の職員給与費と備考欄四番、健康診査費、六番、がん検診事業でありまして、いずれも老人保健対策事業としての健康診査や各種がん検診に要した経費でございます。 以上で説明終わります。 ◎市民課長(中村幸一君)  百五十九ページ末尾から百六十四ページの四款一項四目環境衛生費について御説明申し上げます。 支出済額一億九千八百六十一万四千五十六円でございます。 支出の主なものといたしましては、備考欄に明記しておりますとおり十一名分の職員給与費。二の道路等沿線に散乱するごみの回収など環境保全に要する経費。三の花いっぱい運動等の花と緑のふるさとづくり。八の斎場管理運営に要する経費等が主なものとなっておりますが、六の平戸斎場施設整備事業につきましては、火葬炉三基の改修費、腐食屋根、待ち合いホール等改修に要した経費でございます。 繰越明許費八百八十七万二千円につきましては、国の二十年度予算、二次補正の交付金の一部八百万円に、起債分八十七万二千円を加えまして、大島斎場駐車場舗装改修事業として二十一年度へ繰り越しているものでございます。 百六十三ページ、百六十四ページをお願いいたします。 五目の公害対策費についてでございますが、支出総額が四百三十二万三千九百十一円でございます。 これにつきましては、職員給与費一名分と公共用水水域、水質検査に要する経費が主なものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎財政課長(田島元一君)  続きまして、百六十三ページから百六十八ページの六目企業等施設整備費につきまして御説明いたします。 支出済額は六億七百二十八万五千七百三十九円でございます。 水道事業会計、簡易水道事業特別会計及び病院事業会計への繰出金は、地方公営企業法等に定める経営の健全化と基盤強化のための地方財政計画に基づく地方公営企業繰出基準等によるものでございます。 また、国民健康保険特別会計への繰出金につきましては、度島・大島診療所の運営にかかる繰出金で、支出不足額を補てんしたものでございます。 なお、繰越明許費四千四百七十万九千円は、水道事業会計繰出金によるものであります。 以上で、公営企業等施設整備費の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◎市民課長(中村幸一君)  同じく七目、百六十七、百六十八ページでございますが、飲料水供給施設管理費でございますが、支出済額が百八十五万五千八十四円でございます。 備考欄に記載しておりますとおり、高島飲料水供給施設の管理に要する経費でございます。 なお、繰越明許費一千万につきましては、国の平成二十年度予算、二次補正にかかる交付金の一部を高島地区飲料水施設改修事業費として、二十一年度へ繰り越しているものでございます。 次に、同じページでございますが、八目風力発電事業についてでございます。 支出済額一千三十一万六千六百九十六円につきましては、備考欄一の管理に要する経費一千十八万一千八百三十九円と事務に要した経費十三万四千八百五十七円でございます。 続きまして、百六十九ページから百七十四ページの四款二項清掃費でございます。 まず、一目清掃総務費について御説明いたします。 支出済額は九千九百九十八万三千三百九十二円でございまして、主なものといたしましては、備考欄二の北松北部環境組合に要する経費九億九千四百五十二万五千円。 三の地区振興事業補助金でございまして、この補助金につきましては、平戸市総合衛生センター設置場所の周辺地域に対する補助でございます。 次に、百七十二ページまでの二目じんかい処理費について御説明いたします。 支出済額は二億三千六百三十二万五百六十八円でございます。 主なものといたしましては、備考欄一の職員給与費一名分七百八十万二千六百二十円と、百七十二ページになりますが、六の一般廃棄物収集に要する経費一億四千六百二十九万四百九十三円、八のごみ焼却施設管理運営に要する経費三千六百七十万三千百十九円、九の最終処分場管理運営に要する経費二千七百二十三万七千四百円等々となっております。 次に、百七十三ページ、百七十四ページをお願いいたします。 三目し尿処理費につきましては、支出済額が九千六十三万四千五百五十一円でございまして、主なものといたしましては、備考欄一の浄化槽設置に対する補助金六千三百八十五万二千円、これにつきましては、百四基の新設があったところでございます。 それから、三のし尿処理場管理運営に要する経費一千五百九十三万二千五十二円等となっております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎保険福祉課長(田代久光君)  同じく百七十三ページでございます。 五款労働費について御説明をいたします。 支出済額は一千四百五万三千七百七十六円となっています。これは、高年齢者就業機会確保事業費等補助金として、平戸市シルバー人材センターへの補助金がもろもろでございます。 以上でございます。 ◎農委事務局長(宮崎利幸君)  百七十五ページから百七十八ページ、六款一項一目農業委員会費について御説明いたします。 支出済額は五千百五十一万六千三百九十円でございます。 主なものは、農業委員三十三人の報酬九百十四万九千五百円と職員四人の給与費三千七百九十五万七百五円でございます。 ◎農林課長(大浦啓一君)  それでは、百七十七ページから二百四ページにかけての農林課所管分の決算認定について御説明いたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 百七十七ページから百八十ページにかけての二目農業総務費について説明します。支出済額は一億二千七百六十五万一千八百二十八円で、十七名分の給与費、それと平成十九年三月に、田平町里免の農道で発生した二輪車の転倒事故にかかる賠償金が主なものでございます。 次に、百七十九ページから百八十六ページに記載の三目農業振興費でございますが、支出済額は二億一千二百三十一万二千百四十一円であり、主なものについて御説明いたします。 百八十二ページをお願いいたします。 備考四の(六)、中山間地域等直接支払交付金は、中山間地域における耕作放棄地の防止と多目的機能の増進を実施した集落協定八十四集落、及び個別協定一名に対する交付金でございます。 備考七の(一)、集落営農組織化支援事業補助金については、農事組合法人平戸発が田平町荻田地区で、水稲栽培の作業受委託を行うためのコンバイン等農機具導入に対する補助金でございます。 次に、百八十二ページから百八十三ページにかけての備考八の(一)、アスパラガス生産施設整備事業補助金については、県の担い手実践農業研修生三名が就農のため整備したアスパラガス生産ハウス四千百六十六平方メートルに対する補助金でございます。 百八十四ページをお願いいたします。 備考十一の(四)、総合鳥獣被害防止対策補助金については、イノシシによる農作物被害防止のため、集団で設置した電気柵三十六ヵ所、距離にしまして三万三千百三十五メートル、ワイヤーメッシュ柵四ヵ所、三千二メートルに対する補助金でございます。 備考十二の(一)、有害鳥獣被害防止対策事業、報償費につきましては、イノシシ二千四百八十一頭の捕獲報償でございます。 百八十六ページをお願いいたします。 備考十六の(一)、農林業用燃油高騰緊急特別対策補助金につきましては、施設野菜において加湿のため必要な燃油と被覆資材に対しその一部を助成したものでございます。 次に、四目畜産業費について御説明いたします。 支出済額は六千二百三万八千四百八十六円で、その主なものについて説明します。 百八十八ページをお願いします。 備考三の(一)、家畜導入事業補助金につきましては、育成牛八十五頭分でございます。 備考五、和牛オリンピック対策奨励事業は、二十四年度に開催される長崎全共に向けた対策費で、そのうち指定交配推進対策として八十五頭分と出品牛奨励対策としてが主なものでございます。 備考六、二十一世紀平戸牛産地強化事業は、低コスト牛舎十棟と堆肥舎二棟の施設整備補助金でございます。 備考八、肉用牛経営活力アップ事業補助金は、平戸地区第三肉用牛生産組合が建設した繁殖牛舎、堆肥舎に対する補助金でございます。 次に、百八十九ページから百九十四ページの五目農地費について御説明します。 支出済額は一億七千四百九十六万七千四百六十一円で、その主なものについて説明いたします。 百九十ページの備考四、長崎食と農支援事業につきましては、農地の高度利用及び農作業の合理化を図るため、生月、南部地区のため池補修に対する補助金でございます。 百九十二ページをお願いいたします。 備考十、農地・水・農村環境保全向上活動支援事業負担金は、社会共通資本である農地・農業用水等の資源の保全向上及び環境保全に向け、地域と農業者で組織をつくり、共同活動を実施した十五組織に対する交付金でございます。 百九十四ページをお願いします。 備考十四、小規模かんがい恒久対策事業は、農業用かんがい施設である水路やため池の整備に対する補助金でございます。 次に、百九十四ページから百九十八ページの六目農業施設費について御説明します。 支出済額は一千六百四十三万六千七百六十一円で、その主なものについて説明いたします。 百九十六ページをお願いいたします。 十三節委託料につきましては、多目的研修センターほか六施設の管理委託料が主なものでございます。 次に、百九十七ページから二百ページの二項一目林業総務費について御説明します。 支出済額は千八百四十二万二千三百八十七円で、職員二名分の人件費及び市有林の管理と、宝亀森林公園の環境保全にかかる管理費が主なものでございます。 次に、百九十九ページから二百四ページの二目林業振興費について御説明します。 支出済額は五千七百三十七万一千八百九十四円で、その主なものについて説明します。 二百二ページをお願いします。 備考三、保全松林健全化整備事業は、暴風雨・防潮林としての松林を病害虫から守ることにより、健全な森林を育成する目的で、生月・大島地区を対象に実施した伐倒駆除事業で、賃金委託料が主なものでございます。 備考四、森林病害虫獣対策事業は、平戸・生月・大島地区で松くい虫防除事業として空中散布、地上散布、特別伐倒駆除、樹幹注入を実施したもので、薬品委託料が主なものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎水産課長(松尾国夫君)  二百三ページから二百十四ページの六款農林水産業費三項水産業費について御説明をいたします。 二百三ページから二百四ページ、一目水産業総務費については、支出済額六千三百三十二万九千五百一円でございます。 支出の主なものは、備考欄一番、職員の給与費及び六番、水産業総務事務に要する経費が主なものでございます。 二百五ページから二百十ページにかけての二目水産業振興費について御説明をいたします。 支出済額は一億八百六十一万六千六十九円でございます。 支出の主なものといたしまして、備考欄二番、離島漁業再生支援交付金は、離島地区の漁業協同組合にみずからが策定をいたしました活動計画書に基づき、沿岸漁業の振興に取り組む漁業集落に対して交付金を交付したものでございます。 大島・度島・高島三島五地区において実施をいたしております。 備考欄三番、漁村再生交付金事業は、早福地区の早福瀬地先で魚礁事業に要した経費でございます。 備考欄四番、地域水産物供給基盤整備事業は、大島・大根坂地区にて、人工魚礁漁場整備に実施をした経費でございます。 備考欄六番、豊かな海づくり事業は、担い手支援事業高付加価値型漁業の振興対策等に対して、市内の各漁協組合及び団体へ支援をした市単独の補助金でございます。 平戸市漁協組合が実施をいたしました活魚出荷調整のための蓄養生けす等設置に対する補助金でございます。 備考欄九番、新世紀水産業育成事業は、生月・舘浦漁業協同組合が実施をいたしました給油タンク整備に対する補助金でございます。 備考欄十番、水産業普及指導事業の主なものは、需用費の中の種苗放流のためのアワビ、ウニ等の種苗購入費でございます。 備考欄十四番、燃油高騰対策に要する経費は、沿岸漁業用燃油高騰緊急特別対策補助金として、市内各漁協所属の沿岸漁業者を対象に、漁船用燃油価格の高騰に伴う負担軽減を図り、漁家経営の安定と水産物の安定供給を支援するための平成二十年度に限った緊急措置として、平成二十年四月一日から二十年九月三十日までの間に使用した燃油一リットル当たり五円を助成したものでございます。 二百九ページから二百十ページにかけての三目漁港管理費について御説明をいたします。 支出済額一千九百十万九千九百九十四円でございます。 支出の主なものといたしまして、備考欄二番、漁港運動公園管理に要する経費で、光熱水費、浄化槽管理委託料が主なものでございます。 備考欄三番、漁港管理に要する経費は、漁港施設の維持修繕工事及び原材料等が主なものでございます。 二百九ページから二百十四ページにかけての四目漁港建設費について御説明をいたします。 支出済額五億五千五百八十四万六千二百九十円のうち主なものは、備考欄二番、地域水産物供給基盤整備事業で、早福漁港、堤漁港、獅子漁港の三港の整備に要した経費でございます。 備考欄三番、新世紀水産業育成事業は、生月の御崎漁港の用地背後ののり面工事を実施した経費でございます。 備考欄四番、港整備交付金は、田平の釜田漁港の人工道路整備に要した経費でございます。 備考欄五番、漁港単独建設事業は、志々伎漁港で実施をいたしました漁業集落道路の用地の確定測量経費として委託料が主な経費でございます。 備考欄六番、漁港整備事業県工事負担金は広域水産物供給基盤整備事業で、宮ノ浦漁港、田助漁港、生月漁港の整備、漁港整備事業で大島の大根坂漁港の整備などに対する市の工事負担金でございます。 備考欄八番、強い水産業づくり交付金事業は、船越漁港整備に要する繰越明許費でございます。 備考欄九番は、漁港整備事業県工事負担金で、宮ノ浦漁港、田助漁港、大根坂漁港の整備に対する市の工事負担金で繰越明許費でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎観光商工課長(松田範夫君)  それでは、二百十三ページ、七款商工費につきまして御説明いたします。 まず、二百十六ページまでの一項一目商工総務費、支出済額は八千八百八十一万四千四百五十円でございます。 支出の主なものは、職員十四名分の人件費でございます。 次に、二百十五ページから二百十八ページの二目商工業振興費について御説明いたします。 支出済額は二億三千五百二十六万二千五百九円でございます。 支出の主なものとして、備考欄二、商店街まち歩き商品化モデル支援事業は、宿泊施設が運営しますナイトバスツアーに対する支援と、観光客に対するもてなしやサービス提供に取り組む商店街事業者を掲載したまち歩きマップの作成、宣伝告知に対する支援を行ったもので、二十一の拠点となる店舗の参加を得て実施しております。 備考欄三、中小企業振興対策に要する経費は、中小企業の支援育成を図るため、商工会議所、商工会への運営補助を初め、中小企業者に対する各種融資制度の利用促進及び保証料差率補てんなど、負担軽減のための支援を行っております。 備考欄四、地域資源ブランド化プロモーション戦略策定事業は、地場産品の販路拡大とプロモーションを推進するため、平戸市地域資源ブランド化推進協議会を設立し、地域が一体となった地場産品の地域ブランド化への取り組みに着手し、プロモーション計画の策定及び消費者ニーズ調査を実施いたしております。 備考欄六、物産振興イベントなどに要する経費は、物産の振興や販路拡大につなげるため、PR活動、物産展への参加及び各地区で開催された物産イベントの支援を行っております。 なお、繰越明許費二億二千四百万円は、夢ロマン振興券発行による地域購買力向上事業を臨時交付金事業として実施するため、二十一年度に繰り越したものです。 次に、三目企業誘致費について御説明いたします。 支出済額は千四百十九万七千三百五十五円でございます。 支出の主なものとして、説明欄二、誘致企業奨励に要する経費は、誘致企業のテレマーケティング会社、創企社に対して十九名の雇用奨励金を初めとする情報通信関連企業立地促進奨励金を交付したものです。 次に、二百十七ページから二百二十八ページ、四目観光費につきまして御説明いたします。 支出済額は一億九千三百三十三万五千百八十三円でございます。 支出の主なものとして、備考欄二、体験型観光に要する経費は、体験型について情報誌の作成及び情報発信を行うとともに、その受け入れ団体の各地区体験振興会に対して支援を行う一方、まつうら党交流公社と連携を図り、農漁村民泊を活用した修学旅行誘致を推進したものでございます。 備考欄四、観光宣伝に要する経費は、県観光連盟、ながさき県北観光協議会や佐世保地域との合同による広域的な本市の観光資源の情報発信、観光客の誘客活動を行うための負担金と、各地区観光協会へ支援を行ったものであります。 平戸の魅力ある旅の創造事業補助金一千三百五十万円は、県の二十一世紀まちづくり総合補助金の支援を受け、本市の観光資源を活用した平戸キリシタン紀行やあら鍋まつり、平戸ひらめまつりなど、食の魅力ある旅行商品の充実及び情報発信のため、平戸観光協会に対して支援を行ったものです。 備考欄七、マスメディア活用事業は、県内外に向け、新聞、旅行誌、テレビなど、マスメディアを活用して本市観光のPRを図ったもので、備考欄八、観光情報発信事業では、外国人観光客の利便性及び海外でのセールスに活用するため、四ヵ国語の観光パンフレットを市内全域を対象としたものにリニューアルするとともに、市ホームページにも公開し、よりよい活用を目指したところです。 説明欄九、外国人誘客に要する経費は、昨年十月に中国北京で開催された、長崎県としては初の取り組みとなる観光物産展、北京長崎フェアに市長が参加し、観光地平戸の紹介、宣伝・PRを行ってきたものです。 備考欄十一、昆虫自然園管理に要する経費は、指定管理料のほか田平教会の烏山神父様が収集された世界の貴重な昆虫標本三百五十二箱を寄贈いただくため、標本箱を購入し保存整理、平成二十一年度のリニューアルに備えたものです。 備考欄十九、その他の観光施設管理に要する経費の需用費、修繕料には、本年二月、大島温泉源のポンプ故障復旧に早急に対応する必要が生じたため、予備費を充用して取りかえを実施したもので、二百七十八万二千五百円が含まれております。 なお、繰越明許費三千七百五十二万一千円は、観光案内誘導標識整備事業、観光PRビデオを作成いたします観光情報発信事業など三事業を、いずれも臨時交付金事業として実施するため二十一年度に繰り越したものです。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎建設課長(松本正治君)  二百二十七ページ、八款一項一目土木総務費について御説明いたします。 支出済額は四千二百三十九万七千六百四十円でございます。 支出の主なものは、五名の人件費と東彼杵道路建設や西九州自動車道建設促進及び国土調査にかかるものと次ページにかけて備考五の(三)、負担金補助及び交付金は、各種協議会等への会議が主なものでございます。 続きまして、二百二十九ページからの二項一目道路橋梁総務費ですが、支出済額一千九百二十九万八千八百三十二円。 主なものは、人件費一名分と十七件、十八路線の未登記道路測量や道路台帳整備等の委託料が主なものでございます。 次に、二目道路維持費ですが、支出済額六千四百七十五万六千二百十三円の主なものは、備考欄の二、市道維持に要する経費として(四)の委託料で、市道や河川のパトロール、陰切り、除草の経費。 それから、(六)工事請負費三千四百五十万五千六百二十五円は、維持補修工事八十七路線分、こういったものが主なものでございます。 次に、三目道路新設改良費について御説明いたします。 支出済額十億四千八百七十九万五十八円で、主なものにつきましては、備考欄二、地方道路整備臨時交付金事業にて、山中紐差線、堤線、下亀釜田線、北部海岸線の四路線の改良事業を行っております。 続きまして、二百三十一ページの備考欄三、過疎対策道路整備事業につきましては、紙漉線等の六路線分の改良事業に要した経費でございます。 同じく四番、辺地対策道路整備事業につきましては、五路線分の道路改良整備事業等に要した経費でございます。 続きまして、二百三十三ページからの備考欄五番、道路整備事業県工事負担金四千五百七万円につきましては、国道三百八十三号や二百四号、県道獅子津吉線、以善田平線、同じく平戸田平線などの改良や舗装など十五ヵ所分の事業に要した負担金でございます。 六番、道路単独改良事業の(二)工事請負費一億二百四十五万九千円につきましては、改良事業七十七件、百二十六ヵ所、安全施設整備事業十六件、三十九ヵ所の整備に要した事業費でございます。 七番、過疎対策道路整備事業の繰り越しにつきましては、六路線分の繰り越しをいたしております。 同じく八番、辺地対策道路整備事業の繰り越しにつきましては、四路線の繰り越しを行っております。 九番、地方道路整備臨時交付金事業の繰り越しにつきましては、山中紐差線の改良分一件を繰り越しております。 同じく十番、道路整備事業県工事負担金の繰り越しにつきましては、国道三百八十三号線、県道獅子津吉線、同じく以善田平線の三路線分を繰り越しに伴う負担金を繰り越しております。 続きまして、二百三十五ページ、二項四目橋梁費の支出済額四百九十四万五千五百円につきましては、歩道橋の整備の工事請負費でございます。 次に、三項一目河川改良費の支出済額一千三百九十九万八千六百円につきましては、十八件、二十一ヵ所の河川関係の工事請負費が主なものでございます。 次に、二目急傾斜地崩壊対策事業の支出済額六千八百五十八万二百十七円のうち主なものにつきましては、備考欄の一番、急傾斜地崩壊対策事業は、六ヵ所分の事業費を計上いたしております。 続きまして、二番、急傾斜地崩壊防止県工事負担金につきましては、県営事業二ヵ所分の負担金でございます。 同じく、備考欄三番、急傾斜地崩壊防止県工事負担金の繰り越しにつきましては、県営事業二ヵ所の繰り越しに対する負担金でございます。 それから、二百三十ページにございます繰越明許費について御説明いたしますが、五億四千四百一万四千円を繰り越しいたしておりますが、地方道路整備臨時交付金事業四件、過疎対策道路整備事業九件、辺地対策道路整備事業六件、県工事負担金として県営事業五件の負担金、それから単独道路の改良費として臨時交付金を充当いたしております十七件分、合計五億四千四百一万四千円を平成二十一年度に繰り越しております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ◎都市計画課長(山浦直美君)  二百三十五から二百三十八ページをお願いいたします。 一目港湾費について御説明いたします。 支出済額は九千三十四万九千八百十三円であります。 平戸港、古江港、川内港、田平港の県営事業の実施に伴う備考二の港湾整備事業県工事負担金及び備考三の田平港シーサイドエリア再構築事業で工事請負費が主なものでございます。 次に、二百三十七ページから二百四十二ページをお願いいたします。 一目都市計画総務費について御説明いたします。 支出済額は九千八百四十三万六千五百四十六円であります。 主なものは、備考欄の一の職員給与六名分と備考欄二の街なみ環境整備事業で、町屋改修五棟、電線類地中化工事及び備考欄五の景観計画策定に要した経費でございます。 次に、二百四十一ページから二百四十四ページをお願いいたします。 二目街路事業について御説明いたします。 支出済額は、一億八千八十五万七千二百十一円であります。 主なものは、備考欄一の職員給与二名分と備考欄二の街路整備事業で、平成二十年度完成した都市計画道路亀岡上町線整備の工事に要した費用が主なものでございます。 なお、備考欄三の平成十九年度繰越明許費が含まれております。この事業については、平成十五年から着手しておりましたが、本年三月に完成をし、三月二十三日に許容開始をしております。 次に、二百四十三ページから二百四十四ページをお願いいたします。 三目公園費について御説明いたします。 支出済額は二千五百二十九万七千八百二円であります。これは市内六ヵ所の都市公園の維持管理に要した経費でございます。 主なものは、備考欄二の都市計画管理に要する経費で、都市公園の剪定・除草委託、便所清掃委託、浄化槽保守点検委託などに要した経費でございます。 次に、二百四十三ページから二百四十六ページをお願いいたします。 四目まちづくり総合整備事業費について御説明いたします。 支出済額は四千七百三十二万六千四百七十七円であります。これは、生月町一部浦を中心とする百八十ヘクタールを計画区域として、平成十六年から着手していますまちづくり総合整備に要した経費で、備考二、まちづくり総合整備事業で主なものは工事請負費で、一部中央線道路改良工事延長百九十四メーター、耐震性貯水槽設置一ヵ所、防犯街路灯整備五基などに要した経費でございます。 平成二十年度が最終年度により、国の要綱に基づき事業評価が義務づけられているため、備考四まちづくり交付金事業評価に要する経費で、委託費が主なものでございます。 次に、二百四十五ページから二百四十八ページをお願いいたします。 一目住宅管理費について御説明いたします。 支出済額は一億一千八百万九百二十七円であります。これは公営住宅の維持管理業務に要した経費であり、備考欄一の職員給与が五名分であり、備考欄二の公営住宅整備事業については、清水川住宅外壁改修工事など十三件の住宅の改修に要した工事請負費でございます。 その他主なものにつきましては、備考欄五の公営住宅管理に要した経費で、住宅修繕や浄化槽管理委託費でございます。 次に、二百四十七ページから二百四十八ページをお願いいたします。 二目住宅建設について御説明いたします。 支出済額は九千九百五十四万五千三百三十九円であります。これは、平成十六年度から実施している田平町大久保団地公営住宅建設事業と高齢者向け優良賃貸住宅整備事業に要した経費です。 備考欄二の大久保団地公営住宅建設事業で主なものは工事請負費で、木造二階建て一棟二Kタイプ六戸の建設経費で、備考欄三、高齢者向け優良賃貸住宅整備事業の補助金で、民間事業に対して施設整備にかかる費用の一部を助成したものであります。 なお、備考欄四の大久保団地公営住宅建設事業の平成十九年度繰越明許費が含まれております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎財政課長(田島元一君)  同じく二百四十七ページ、二百四十八ページの三目宅地開発事業費につきまして御説明いたします。 これは宅地開発事業特別会計のグリーンヒルズに対する繰出金でございます。 以上で宅地開発事業費の説明を終わります。 ◎消防長(松尾茂廣君)  二百四十九ページから二百六十ページの九款一項一目常備消防費から三目消防施設費について御説明いたします。 一目常備消防費は支出済額五億六千五百六十六万一千七百五十二円でございます。 支出の主なものは、七十七名分の職員給与費及び本署、各出張所における消防活動、庁舎管理並びに事務に要した経費等でございます。 二百五十二ページをお願いします。 備考欄九の救急救命士育成に要する経費は、救急救命士の気管挿管及び薬剤投与の処置ができる認定救命士の要請に要した経費でございます。 なお、繰越明許費は救急資機材整備事業として百四十五万円を二十一年度に繰り越したものでございます。 二百五十五ページから二百五十六ページをお願いいたします。 二目非常備消防費は消防団にかかる経費で、支出済額は一億八百九十五万四千二百七十四円でございます。 支出の主なものは、団員の報酬及び機械器具手入れ、火災・警戒・訓練等にかかる出動手当等でございます。 二百五十八ページをお願いいたします。 備考欄四の県消防ポンプ操法大会に要する経費は、隔年実施されております県消防ポンプ操法大会が開催され、平戸地区の分団が出場し、また、一昨年の全国女性消防操法大会に出場しました本市女性消防隊の操法披露もあわせてありました。この折の出場に要した経費でございます。 二百五十九ページから二百六十ページをお願いいたします。 三目消防施設費は、支出済額八千十二万六千二百八十五円でございます。 備考欄一の消防救急体制整備事業は、田平出張所に高規格救急自動車救急資機材の整備、二の消防施設整備事業は、耐震性貯水槽及び消防格納庫等の整備、三の消防防災設備整備事業は、消防ポンプ自動車及び小型動力ポンプ付き積載車の整備を図ったものでございます。 なお、繰越明許費は消防防災施設整備事業として三千五十五万七千円を二十一年度に繰り越したものでございます。 以上でございます。 ◎総務課長(松山久與君)  二百五十九ページから二百六十二ページの四目災害対策費について御説明いたします。 支出済額は一千三百六十五万九千七百七十五円でございます。 支出の主なものといたしましては、市の防災行政無線管理経費、風水害等による災害警戒本部に要した経費でございます。 二十年度は大雨洪水警報等による十一回の災害警戒本部を設置し、関係機関との連携による対応を図ってきたところでございます。 備考欄四の総合防災訓練に要する経費は、六月二十六日に中部市民運動場において実施いたしました総合防災訓練経費でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎教委庶務課長(森宗隆君)  では、二百六十一ページから二百八十ページの十款教育費について説明いたします。 まず、二百六十二ページ、十款一項一目教育委員会の支出済額は二百十万八十三円でございます。 次のページをお願いします。 主な経費といたしましては、教育委員四名の報酬となっております。 続いて、二目事務局費の支出済額は一億六千百四十九万三千九百二十九円で、支出の主なものは、備考欄一の十五人分の職員給与費、三番の外国青年招致事業である英語指導助手四名分の報酬などでございます。 続いて、二百六十七ページをお願いいたします。 三目奨学費の支出済額は三十万八千六百九十三円で、主な内容としては記載欄のとおりでございます。 続いて、同ページから二百七十ページの二項一目学校管理費の支出総額は一億八千二十五万一千百五十三円で、主なものといたしましては、備考欄一番の学校用務員九名の職員給与費、二番の児童に対する健康診断、学校医の報酬、三番の学校施設管理に要する経費につきましては、小学校二十一校の軽微な修繕料、四番の学校事務に要する経費は、学校用務員としての非常勤嘱託職員の臨時雇い賃金や、二十一校分の光熱水費ほか学校施設の保守点検委託料が主なものとなっております。 次に、二百七十二ページまでの二目教育振興費の支出総額は六千六百九十一万八千九百八十五円で、主なものといたしましては、一番の就学対策に要する経費、それからOA関係の学校用消耗品、就学困難となった児童への扶助費、六番の教材備品充実に要する経費として、二十一校分の指定教材用の備品を初め印刷機などの備品購入費、それから八番の特別支援学級運営に要する経費は、心身の障害を持つ児童が平等に学習できるよう指導員を配置するための臨時雇い賃金などが主なものでございます。 続いて、次の三目学校建設費の支出額は一千六百二十万四千六百五十円で、事業内容といたしましては、市内十一校のパソコン教室への空調機の設置費でございます。 次に、二百七十三、二百七十四ページの中学校費でございますけれども、学校管理費の支出済額は九千四百六十八万一千九百三十四円で、主なものは、一番の職員給与費の学校用務員四名分と、三番、学校施設管理に要する経費の中で、大島中学校屋上の防水工事、南部中学校グラウンドフェンス工事、四番の学校管理事務に要する経費といたしまして、学校用務員四人分の賃金、あと光熱水費、浄化槽などの保守点検に伴う委託料が主なものとなっております。 同じく二目教育振興費の支出総額は六千九百九十一万九千六百五十円で、一番の就学対策に要する経費は、遠距離通学生徒に対する補助、就学困難となった生徒への給食費、学用品などの扶助費、六番の中体連を初めとするスポーツ振興に要する経費、七番の生徒・教師用のパソコン購入に伴う情報教育環境整備事業、八番の理科教育教材の備品を初めとする義務教育教材の備品購入費が主なものとなっています。 次に、二百七十七ページをお願いいたします。 三目学校建設費の支出総額は四億二千百六万三千八百六十五円で、一番の田平中学校耐震補強大規模改修工事に伴う設計委託料、二番の生月中学校屋内運動場整備に伴う駐車場の造成工事、三番は、十九年度からの繰り越し分で、同屋内運動場建設に要した経費でございます。 次のページをお願いいたします。 四項一目幼稚園費の支出済額は二千六百九十八万四千八百十八円で、一番の幼稚園教諭二名分の職員給与費、三番の生月及び田平ほか私立幼稚園に対する奨励補助金が主なものとなっております。 以上です。 ◎生涯学習課長(山口龍一郎君)  生涯学習課所管の五項社会教育費、六項保健体育費は、二百八十一ページから三百八ページとなっていますが、主要な成果の報告書に詳細を記載しておりますので、主な事業や新規事業など要点のみ簡潔に説明させていただきます。 まず、二百八十一ページ、一目社会教育総務費でございますが、支出済額は二億九百八十九万三千二百六十三円となっております。 主要な成果の報告書では、百二十九ページから百三十二ページにかけて記載をしております。 主な内容といたしましては、生涯学習関係職員十六名分の職員給与費、備考欄四の生涯学習推進に要する経費は、公募型の生涯学習講演会を初め、新規事業として生涯学習だより「まなぶくん」の発行経費や自然観光養成講座、アニメーター養成講座など、みずから学ぶ意欲づくりや指導者の養成確保にかかる経費が主なものでございます。 備考欄九の青少年健全育成事業につきましては、各地区の非行防止や環境浄化にかかる事業を展開している育成会への補助が主なものでございます。 備考欄十の少年センター運営に要する経費につきましては、少年センター専門員一名と補導員の定期的な補導活動に要する経費が主なものでございます。そのほか社会教育全般にかかる事務事業経費を計上しております。 次に、二百八十五ページから二百九十ページ、二目公民館費でありますが、支出済額は一億六千百七十九万三千三百八十九円となっています。 主要な成果の報告書では、百三十三ページから百三十六ページにかけて記載しております。 主な内容につきましては、公民館職員七名分の職員給与費と備考欄二の地区公民館整備事業につきましては、平戸地区七ヵ所、田平地区三ヵ所の公民館の新築・改修にかかる補助が主なものでございます。 新規事業は、備考欄四の南部公民館図書室整備事業で、二階から一階へ移設し環境を整備したところ、来館者数及び本の貸し出し冊数ともに大幅に向上したところであります。 備考欄六の生涯学習活動推進事業につきましては、各公民館の講座・教室などの開催経費及び公民館大会等の開催委託料などが主なものでございます。 備考欄七の公民館管理に要する経費は、市内六公民館の施設維持にかかる管理経費が主なものでございます。 次に、二百八十九ページから二百九十二ページ、三目図書館費でありますが、支出済額は五千万八千八十九円となっております。 主要な成果の報告書では、百三十五ページから百三十八ページに記載しております。 新規事業として備考欄四の図書検索システム整備事業は、二図書館と四ヵ所の公民館図書室の蔵書データの電子的ネットワーク検索システムとホームページ作成など、読書環境を整備したものであります。 備考欄六の図書館管理運営に要する経費は、平戸・永田両図書館の館長報酬や臨時職員賃金、図書システム保守委託料などの維持経費が主なものでございます。 次に、二百九十一ページから二百九十四ページ、四目社会教育施設費でございますが、支出済額は一千八百四十九万三千七百八十四円となっています。 備考欄一、二の生月町開発総合センター、大島村開発総合センター管理運営に要する経費につきましては、光熱水費管理委託料、保守点検委託料などが主なものでございます。 備考欄三の地域交流センター管理に要する経費につきましては、生月の御崎、元触地区のコミュニティセンターの指定管理料が主なものでございます。 備考欄四のふれあい会館管理に要する経費につきましては、四地区の指定管理料が主なものでございます。 ◎文化遺産課長(萩原博文君)  二百九十三ページから三百ページの五目文化財保護費について御説明いたします。 支出済額三億七千四百六十四万一千八百七十一円の主なものについて御説明いたします。 備考二の大島村神浦重要伝統的建造物群保存整備事業は、交流拠点施設の解体調査と特定物件一棟の保存修理補助金が主なものでございます。 備考八から十一は、オランダ商館の復元整備に関するものでございます。 主なものは、千六百三十九年に築造された石造倉庫の復元に関するもので、基礎工事等石材、木材などの部材購入を行っております。平成二十一年三月三十一日までの出来高は三八%でございます。 備考十二の世界遺産登録推進に要する経費は、平戸島と生月島の文化的景観の調査、田平天主堂などの実測、県が行う事業への負担金が主なものでございます。 続きまして、二百九十九ページと三百ページの六目文化振興費について、支出済額二百八十二万九千四百三十五円の主なものについて御説明いたします。 備考一の文化振興に要する経費は、文化協会など文化団体への補助金が主なものです。 備考三の文化祭り事業に要する経費は、平戸市美術展の開催に要する経費が主なものでございます。出品点数は七百五十点、入場者総数は二千五百六十名でございました。 続きまして、二百九十九ページから三百二ページの七目文化施設費について、支出済額二千七百二十万四千五百九十七円の主なものについて御説明いたします。 備考三の生月町博物館島の館管理運営に要する経費は、捕鯨とかくれキリシタンを中心とした地域文化の情報発信、地域文化の掘り起こし、博物館の管理運営に要する経費でございます。 繰越明許費四百万円は、大島村ふるさと資料館塗装工事に要する経費でございます。 以上でございます。 ◎生涯学習課長(山口龍一郎君)  次に、三百一ページから三百六ページまでの六項一目保健体育総務費について御説明申し上げます。 支出済額は三千四百七十二万三千九百九十二円となっております。 主要な成果の報告書では百四十三ページから百四十六ページにかけて記載しております。 主な内容といたしましては、備考欄五の社会体育振興に要する経費につきましては、各地区の体育振興会への活動補助、スポーツ振興補助金、ひらどツーデーウォーク大会、いきつきロードレース大会、たびらクロスカントリー大会などへの補助金及び体育指導員三十六名の報酬が主なものでございます。 続きまして、三百五ページから三百八ページの二目体育施設費について御説明いたします。 支出済額は一億一千八百八十一万七千四百五十三円となっております。 主要な成果の報告書では百四十七ページから百四十八ページに記載しております。 主な内容といたしましては、総合運動公園、シーライフひらどの指定管理料及び生月町B&G海洋センタープールや生月の野球場に要する施設管理費が主なものでございます。 以上です。よろしくお願いいたします。 ◎教委庶務課長(森宗隆君)  では、三百七ページから三百十ページ、三目学校給食費の説明をいたします。 支出済額は二億二千百三十四万七千百三円で、主なものといたしましては、一番の職員給与費六人分と、四番の学校給食運営に要する経費として、北部・中南部給食センターの臨時パート職員の臨時雇い賃金、それから光熱水費、それと田平、生月、大島の給食調理業務にかかる委託料が主な経費でございます。 ◎農林課長(大浦啓一君)  三百九ページから三百十二ページの十一款一項一目農地等災害復旧費について御説明いたします。 支出済額は七千百二十八万四千二百十円で、人件費三名分と農地四十五件、農業用施設十五件、計の六十件の工事請負費が主なものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎建設課長(松本正治君)  同じく三百十一ページ、十一款二項一目公共土木施設災害復旧費の支出済額について御説明いたします。 支出済額一億一千四百二十八万二千九百二十三円の主なものにつきましては、説明欄の二番、──備考欄二番、公共土木施設災害復旧費復旧事業の単独費にて委託料として河川一件、道路一件の測量設計が主なものでございます。 同じく備考欄三番、公共土木施設災害復旧事業、これにつきましては、河川三ヵ所、道路十ヵ所、計十三ヵ所の工事請負費が主なものでございます。 三百十三ページから三百十四ページの備考欄四番、公共土木施設災害復旧事業の繰り越しにつきまして、これにつきましては道路繰越、市道青砂崎線の一件の工事に要した経費でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎財政課長(田島元一君)  三百十三ページ、三百十四ページの十二款公債費につきまして御説明いたします。 支出済額が三十八億四千七百三十三万六千六百二十三円でございます。 内訳といたしましては、一目元金で三十二億九千三百六十三万八千三百二円と二目利子で五億五千三百六十九万八千三百二十一円の支出となっております。 なお、元金におきましては、財政健全化計画に基づく繰り上げ償還を行っております。 次に、十三款一項普通財産取得費でございますが、平成二十年度の支出額はゼロでございます。 以上で説明を終わります。 ◎企画課長(戸田幾嘉君)  同じく二項一目交通船事業会計費について御説明をいたします。 支出済額が七千四百五十万四千三百六十七円で、フェリー大島の交通船事業会計の赤字補てんのため繰り出したものでございます。 以上でございます。 ◎財政課長(田島元一君)  次に、三百十五ページ、三百十六ページをお願いいたします。 最後になりますが、十四款予備費につきまして御説明いたします。 年度途中における不測の事態に対処させていただくため三千万円を予算計上いたしておりましたが、充用総額は千百四十三万六千円でございます。 順を追って御説明申し上げますと、二款一項一目一般管理費の充用は、損害賠償請求の示談代理業務にかかる顧問弁護士に対する委託料でございます。 二款一項六目企画費への充用は、ふるさと応援寄附金制度の周知用チラシ、平戸北松会への同制度の説明会等にかかる費用でございます。 二款四項七目北部海区漁業調整委員会委員補欠選挙費への充用は、北部海区漁業調整委員会委員補欠選挙にかかる経費であります。 七款一項四目観光費への充用は、大島温泉揚湯ポンプの故障に伴う取りかえに要した経費でございます。 十款六項二目体育施設費への充用は、シーライフひらどのボイラー故障に伴う取りかえに要する経費であります。 十一款二項一目公共土木施設災害復旧費への充用は、公共土木施設の被災に伴う測量調査業務に対する委託料であります。 以上で、平成二十年度平戸市一般会計決算のすべての説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  それでは、ここで十分間休憩いたします。                午後二時三十八分 休憩                ~~~~~~~~~~~                午後二時 五十分 再開 ○議長(川上茂次君)  休憩中の本会議を再開いたします。 引き続き議案説明を続行いたします。 議案第八〇号の説明を求めます。 ◎総務課長(松山久與君)  議案第八〇号「平成二十年度給与管理特別会計決算認定について」御説明をいたします。 三百十七ページから三百二十ページをお願いします。 歳入歳出ともに予算現額三十五億七千八百五十九万一千円に対し、決算額は三十五億七千二百七十一万六千五百七円となっています。 便宜上、事項別明細書により説明をいたします。 三百二十五ページ、三百二十六ページをお願いします。 一款給与管理費一項給与費一目給与費について御説明をいたします。 二節給料は、三役を含む職員五百十五名分の給料十九億九百八十九万二千九百五円となっております。 三節職員手当等につきましては、十億九千八百四十七万一千二百七十六円の支出となっておりまして、各種手当の支出額は備考欄に記載しているとおりであります。 四節共済費は五億六千四百三十五万二千三百二十六円となっておりまして、職員共済組合負担金が主なものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第八一号から第八四号までの四件は保険福祉課所管でありますので、一括説明を求めます。 ◎保険福祉課長(田代久光君)  議案第八一号「平成二十年度平戸市国民健康保険特別会計決算認定について」御説明をいたします。 三百二十七ページから三百三十三ページになります。 まず、三百二十八ページをお開き願います。 事業勘定の決算額は、歳入総額で五十二億五百七十七万九千九百七十四円でございます。 次に、三百三十二ページをお願いいたします。 歳出総額は五十一億六千八百十万五千三百五十六円でございまして、歳入歳出差引残額三千七百六十七万四千六百十八円で実質収支となっています。 また、歳入の調定額に対する収入率は九三・六%でございます。 なお、歳出総額の対前年度比は四・二%の減で、額にして七千七百七十四万七千五百八十六円の減となっています。 次に、事項別明細書で主なものについて御説明をいたします。 まず、歳入について御説明いたします。 三百三十五ページから三百四十四ページになりますが、まず、三百三十五ページをお願いいたします。 一款国民健康保険税については、収入済額は十億五千八百九万六千五百三十七円で、一般現年分で九四・〇三%となっています。これは対前年度比〇・三四%の伸びとなっています。また、不納欠損額は七千六百九十七万七千五百三十六円でございます。 三百三十五ページから三百三十八ページの三款国庫支出金、四款療養給付費等交付金、五款前期高齢者交付金、三百三十七ページから三百四十ページの六款県支出金、八款共同事業交付金の収入済額は、それぞれ定められた公費負担分でございます。 三百三十九ページ、十款繰入金は、保険基盤安定負担金として低所得者に対する保険税軽減分について市の負担割合分等を一般会計から繰り入れたもの、及び保険税の不均一課税の補てん措置のため、財政調整基金から繰り入れたものでございます。 十一款繰越金は、十九年度決算剰余金でございます。 十二款諸収入は、交通事故等による納付金及び無資格受診等の返納金が主なものでございます。 次に、歳出について主なものを御説明いたします。 三百四十五ページから三百六十二ページになります。 三百四十五ページをお願いいたします。 一款総務費は、事務的経費が主なものでございます。 次に、三百四十七ページをお願いいたします。 二款保険給付費は、支出済額が三十三億七千二百六十七万七千六十五円で、対前年度比二・三%の伸びとなっています。 三百五十一ページの三款後期高齢者支援金等につきましては、市が医療保険者として社会保険診療報酬支払基金に支援金として支払うものでございます。 三百五十三ページの五款老人保健拠出金につきましては、一億八百七十九万六千八百八十九円でございますが、老人医療受給者が医療機関で受けた医療費は支払基金で取りまとめ、医療機関に支払うことになっていますが、保険者として支払った拠出金の額でございます。 六款介護納付金につきましては二億四千四百五十万四千五百六十五円で、介護保険二号被保険者に係る納付金でございます。 三百五十五ページをお願いいたします。 七款共同事業拠出金につきましては六億九千五十万四千八百六十九円で、保険財政共同安定化事業拠出金が主なものでございます。 八款保険事業費につきましては、特定健康診査等事業費にかかる経費及び特別総合保険事業費にかかる人件費が主なものでございます。 三百五十七ページをお願いいたします。 九款基金積立金につきましては、十九年度決算剰余金等の国保財政調整基金への積立金でございます。 三百五十九ページをお願いいたします。 十一款諸支出金は、保険税の還付金、国庫負担金等の前年度精算返還金でございます。また、度島、大島の直営診療施設への繰出金と市民病院及び生月病院の医療機器購入費にかかる病院事業会計への繰出金が主なものでございます。 次に、平成二十年度国民健康保険特別会計度島直営診療所施設勘定決算認定について御説明いたします。 三百六十三ページから三百六十七ページをお願いいたします。 決算額は歳入歳出総額五千六百八十八万六千三百七十二円で、決算調整により歳入が歳出に対して不足する額は一般会計からの繰入金により収支の均衡を図り、歳入歳出差引残額はゼロ円となっています。調定額に対する収入率は一〇〇%でございます。歳出総額は対前年度比一千百七万一千六百三十四円の増となっています。 まず、歳入について主なものを御説明いたします。 事項別明細書の三百六十九ページから三百七十二ページになりますが、三百六十九ページをお開きください。 一款診療収入は三千八十三万六千八百三十八円で、延べ患者数六千三十二人で、一日平均患者数は二十五人、延べ患者数で割った一人当たり診療収入は四千八百五十二円となっています。 四款繰入金は、一般会計及び国保事業勘定からの繰り入れによるものでございます。 次に、歳出の主なものについて御説明をいたします。 三百七十三ページから三百七十六ページでございます。 まず、三百七十三ページ、一款総務費は医師一名、看護師二名の職員給与費等の人件費及び一般管理事務に要する経費でございます。 二款医療費については、医療用機械器具等に要する経費でございます。 三百七十五ページをお願いいたします。 三款公債費は、平成十年度医師住宅一室増築及び平成十四年度に購入しました医療機器の借入資金の償還に係る元金等でございます。 次に、平成二十年度国民健康保険特別会計大島直営診療施設勘定決算認定について御説明をいたします。 三百八十三ページから三百八十六ページをお願いいたします。 決算額は歳入歳出ともに一億四千七百三十二万七千六百三十七円で、決算調整により歳入が歳出に対して不足する額は一般会計からの繰入金により収支の均衡を図り、歳入歳出差引残額はゼロ円となっています。調定額に対する収入率は一〇〇%でございます。歳出総額は対前年度比で五百六十四万二千三百八十四円の減となっています。 まず、歳入について主なものを御説明いたします。 事項別明細書の三百八十五ページから三百八十六ページでございますが、三百八十三ページをお願いいたします。 一款診療収入の収入済額は九千八百九十万五千三百八十八円で、対前年度比七・九%の減でございます。延べ患者数は六千六百五十三人で、一日平均患者数が二十八人、対前年度比五人の減となっています。また、延べ患者数で割った一人当たりの診療収入は一万二千八百四十七円となっています。 歯科診療所につきましては、延べ患者数が千六百二十七人で、一日平均患者数が七名、対前年度比一人の減となっています。また、延べ患者数で割った一人当たりの診療収入は六千三百二十円となっています。 三百八十五ページをお願いいたします。 四款繰入金は一般会計及び国保事業会計からの繰り入れによるものでございます。 六款諸収入は、診療所施設使用料等でございます。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 三百八十七ページから三百九十二ページでございます。三百八十七ページをお願いいたします。 一款総務費は医師一名、看護師三名、事務員三名の職員給与費等の人件費及び一般管理事務に要する経費でございます。 二款医療費につきましては、医療費機械器具に係る委託料等が主なものでございます。 三百八十九ページをお願いいたします。 三款歯科診療所費につきましては、歯科診療所の医療運営にかかる委託料が主なものでございます。 次に、議案第八二号「平成二十年度平戸市老人保健特別会計決算認定について」御説明をいたします。 二十年度から新たに後期高齢者医療制度が創設をされたことに伴いまして、十九年度までの老人保健制度の整備による暫定措置に伴う決算額でございます。 三百九十三ページから三百九十七ページでございますが、決算額は歳入総額で五億九千二百二十一万七千九百九十円、歳出総額で五億八千五百四十二万四千三百三十四円で、歳入歳出差引残高は六百七十九万三千六百五十六円の増となっています。また、歳入の調定額に対する収入率は一〇〇%でございます。 まず、歳入について主なものを御説明いたします。 事項別明細書の三百九十九ページから四百ページでございますが、三百九十九ページをお願いいたします。 一款支払基金交付金、二款国庫支出金、三款県支出金、四款繰入金の収入済額は、それぞれ決められた医療費公費負担分でございます。 六款諸収入につきましては、一目第三者納付金は交通事故等によるもの、二目返納金は無資格受診等によるものでございます。 次に、歳出の主なものについて御説明をいたします。 四百一ページをお願いいたします。 一款医療諸費の支出済額は五億二千六百六十二万二百七十二円でございます。 二款二項一目一般会計繰出金は、十九年度の一般会計立てかえ分に対する繰出金でございます。 次に、議案第八三号「平成二十年度後期高齢者医療特別会計決算認定について」御説明をいたします。 二十年度より新たに始まった後期高齢者医療制度に基づく特別会計でございますが、二十年度末における加入者数は六千五百六十七人となっております。四百三ページから四百七ページでございますが、決算額は歳入総額で三億五千七百二十九万九千六十円、歳出総額で三億五千三百五十万八千九百六十円で、歳入歳出差引残高は三百七十九万百円の増となっています。 まず、歳入について主なものを御説明いたします。 四百九ページをお願いいたします。 一款後期高齢者医療保険料については、主に七十五歳以上の方を対象にした個人負担の保険料でございます。 三款繰入金につきましては、一般会計からの保険基盤安定繰入金が主なものです。 次に、歳出の主なものについて御説明をいたします。 四百十一ページをお願いいたします。 一款総務費につきましては、一般管理事務及び徴収事務に要した経費でございます。 二款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、広域連合への事務費及び納付金でございます。 次に、議案第八四号「平戸市介護保険特別会計決算認定について」御説明いたします。 四百十五ページから四百十九ページでございますが、保険事業勘定の決算額は歳入総額三十二億九千二百四十八万六千九百六十七円、歳出総額は三十二億二千百七十五万七千五百二円です。歳入歳出差引総額は七千七十二万九千四百六十五円の実質収支となっております。調定額に対する収入率は九八・九%でございます。歳出総額の対前年度比は三千二百七十七万二千七百十六円の増となっています。 次に、事項別明細書にて主な内容を御説明いたします。 歳入については四百二十一ページから四百二十六ページでございます。まず、四百二十一ページをお願いいたします。 一款保険料は、六十五歳以上の第一号被保険者保険料でございます。また、不納欠損額は八百九十三万七千二百十八円でございます。 二款収入済額は五億七千九百十二万二千三百八十七円です。 三款収納率は、現年度分で年金からの特別徴収は一〇〇%、普通徴収は八一・七二%となっており、対前年度比〇・四五%の伸びとなっております。 三款国庫支出金、四百二十三ページをお願いいたします。 四款支払基金交付金、五款県支出金の収入済額は、介護保険法により定められたそれぞれの負担率による給付費負担金でございます。 七款繰入金は一般会計からの繰入金で、四百二十五ページの八款繰越金は、十九年度決算剰余金を繰り越したものでございます。 次に、四百二十七ページから四百四十二ページでございます。 歳出の主なものについて御説明いたします。 四百二十七ページからの一款総務費の支出済額は、職員七人分の職員給与費と人件費にかかるもの、ほか徴収費、介護認定審査会費など、事務に要する経費が主なものでございます。 四百三十一ページからの二款保険給付費は、要支援、要介護者に要した介護予防給付費が主なものでございます。決算額は二十八億七千九百五十七万九千六百十八円で、対前年度比六千三百八十一万九千七百六十五円の増となっています。 四百三十三ページからの地域支援事業費につきましては、十八年度からの事業でございまして、特定高齢者等を対象にした介護予防の推進、また地域における包括的、継続的な介護予防ケアマネジメントの事業、支援センター等の運営事業に要した経費でございます。 四百三十七ページからの財政安定化基金拠出金につきましては、一般会計からの繰り入れを回避するため、県が設置した基金の拠出金でございます。 五款基金積立金は、十九年度決算剰余金等を介護給付費準備基金へ積み立てたもので、また六款公債費は介護保険事業計画第一期、第二期事業期間で借り入れた財政安定化基金への償還金でございまして、二十年度までの償還予定となっております。 次に、「平成二十年度介護保険特別会計サービス事業勘定決算認定について」御説明いたします。 四百四十三ページから四百四十七ページをお願いいたします。 決算額は歳入歳出ともに総額三千八百五十万八千八百六十九円でございまして、歳入歳出差引残高ゼロ円となっています。また、歳入の調定額に対する収入率は一〇〇%でございます。 まず、歳入について主なものを御説明いたします。 事項別明細書の四百四十九ページをお開きください。 一款サービス収入につきましては、介護予防プラン作成収入、二款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金が主なものでございます。 次に、歳出について御説明いたします。 四百五十一ページをお願いいたします。 一款総務費については、職員給与費等の人件費、二款地域支援事業費等については、介護予防プラン作成事業が主なものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第八五号の説明を求めます。 ◎水道局長(松田隆也君)  それでは、議案第八五号「平成二十年度平戸市簡易水道事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 決算書四百五十三ページをお開き願います。 簡易水道事業特別会計につきましては、田平地区の三つの簡水と、それから大島地区の一つの簡水の四つの簡易水道を運営する会計でございます。 歳入総額は三億一千百四万一千七百五十八円で、その内訳は一款から五款に記載のとおりでございます。 なお、不納欠損額を一万三千五百六十円を計上いたしております。 次のページをお開きください。 歳出のほうでございますが、歳出総額は三億五百五十三万三千二百四十六円となっており、その内訳は記載のとおりでございまして、歳入から歳出を差し引いた実質収支額は五百五十万八千五百十二円となっております。 なお、本事業につきましては、平成二十一年四月一日から地方公営企業法適用することに伴いまして、平成二十一年三月三十一日付で打ち切り決算を行った関係上、やや多目の残額となっております。また、この残額等につきましては、記載のとおり、地方公営企業法施行令第四条第四項の規定により、水道事業会計へ引き継いでおります。 それでは内容につきまして四百五十九ページからの歳入歳出決算事項別明細書で御説明申し上げます。 まず、一款事業収入では一億六千二百三十五万六千二百六十円で、内訳につきましては、一項使用料及び手数料、二項加入金からなっております。それぞれの内訳は備考欄に記載のとおりでございます。 二款繰入金でございますが、これは国が定めた繰り入れ基準に基づく一般会計からの繰入金でございます。 また、三款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。 四款諸収入の内訳は、消費税還付金のほか、備考欄記載のとおりでございます。 五款市債につきましては、平成十九年度に引き続き、経営健全化を図るため、国の補償金免除繰上償還制度を利用し、以前借り入れました六%台の高額の起債四本について低率の起債に借りかえたものでございます。 続いて、四百六十一ページから四百六十二ページにつきまして、主なものを御説明いたします。 一款総務費でございますが、四つの簡易水道を運営する一般管理費でございます。内訳につきましては、職員給与費七人分の職員給与費、一般管理事務に要する経費、そして施設管理に要する経費でございまして、詳細の内訳は備考欄に記載のとおりでございますので、お目通しをお願いいたします。 二款一項一目の元金、二目利子につきましては、施設整備の財源として借り入れた起債元金及び利子の償還金でございます。なお、元金の備考欄に記載しております公的資金補償金免除繰上償還五千九百五十一万九千三百九十一円につきましては、前に述べましたとおり、平成十九年度に引き続き高率起債を低率起債へ借りかえるため繰上償還を行ったものでございます。 続きまして、四百六十三ページでございますが、三款予備費につきましては、支出はしておりません。 なお、四百六十四ページに記載しております繰入金等の使途についてでありますが、これは本会計も消費税及び地方消費税の納税義務者となっており、その申告に当たって繰入金等の使途を特定させておく必要があることから、記載をしているものでございます。 以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第八六号の説明を求めます。 ◎農林課長(大浦啓一君)  議案第八六号「平成二十年度平戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」御説明いたします。 四百六十五ページから四百六十九ページにかけてでございます。 歳入歳出おのおの決算額は二千四百四十万七千八百四十六円となっており、歳入歳出差引額ゼロ円でございます。 それでは、歳入歳出決算事項別明細書で御説明いたします。 四百七十一ページ、四百七十二ページをお願いします。 歳入総額は二千四百四十万七千八百四十六円で、一款一項一目使用料二百一万九千百五十円、二款一項一目一般会計繰入金二千二百三十八万八千六百九十六円でございます。 次に、四百七十三ページ、四百七十四ページをお願いします。 歳出総額は二千四百四十万七千八百四十六円で、一款一項二目施設管理費六百三万七千七百八十八円、二款一項一目元金一千五百五十六万六千三百九十八円、同じく二目利子二百七十七万八千九百九十六円が主なものでございます。 なお、事業の成果等につきましては、主要な施策、成果についての報告書百七十三ページから百七十四ページに記載いたしております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第八七号の説明を求めます。 ◎財政課長(田島元一君)  議案第八七号「平成二十年度平戸市宅地開発事業特別会計決算認定について」御説明申し上げます。 便宜上、歳入歳出決算事項別明細書により御説明いたしますので、四百八十一ページをお願いいたします。 初めに歳入でございますが、予算現額十一万三千円に対しまして、収入済額は十一万一千四十七円であります。主な内容は、分譲宅地の販売不振により、不動産売払収入が減額となり、グリーンヒルズ管理に要する経費のため、一般会計からの繰入金十一万一千四十七円が収入総額でございます。 次に、歳出につきまして御説明いたします。 四百八十三ページをお願いいたします。 支出済額は十一万一千四十七円でございます。これはすべてグリーンヒルズの管理に要する経費でございます。 なお、馬ノ元地区住宅用造成事業にかかる起債につきましては、平成十九年度ですべて完済をいたしております。 以上が、平成二十年度平戸市宅地開発事業特別会計決算の内容でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第八八号の説明を求めます。 ◎観光商工課長(松田範夫君)  それでは、議案第八八号「平成二十年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 便宜上、歳入歳出決算事項別明細書により説明しますので、四百九十一ページをお願いいたします。 初めに歳入でございますけれども、予算現額五千九百三十万六千円に対しまして、収入済額は五千九百十八万四千六百十八円となっております。運営費、公債費等の財源充当のため一般会計からの繰入金が収入総額でございます。 次に、歳出について御説明いたします。 四百九十三ページをお開きください。 支出済額は五千九百十八万四千六百十八円でございまして、主な内容ですが、一款運営費は指定管理者合資会社大島観光事業所に対する指定管理委託料と、施設内の街路灯修繕費など、支出済額は一千八十八万八千九百九十四円でございます。 二款公債費は、長期債の元利及び利子で、支出済額は四千八百二十九万五千六百二十円でございます。当該年度の償還によりまして、平成八年、九年に借り入れておりました起債のうち、平成八年借り入れ分が完済しております。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第八九号の説明を求めます。 ◎水道局長(松田隆也君)  続きまして、議案第八九号「平成二十年度平戸市水道事業会計決算認定について」御説明申し上げます。 本会計につきましては、地方公営企業法の適用を受けた平戸地区の二つ及び生月地区の一つの合計三つの上水道と八つの簡易水道を運営するための会計でございます。 それでは、まず本会計の決算概要を申し上げます。本会計の収益の根幹をなす給水収益につきましては、簡易水道事業特別会計同様に給水区域内人口の減少や一昨年からの渇水期から続く水道利用者の節水意識の向上、節水機器等の普及に伴いまして、税抜きで五億七千六百二十二万五千五百三十五円と、前年比にしまして二千二百九十万七千九百六十円のマイナス、率にしまして三・八%のマイナスとなっております。しかしながら、有収率につきましては効率的な漏水調査等の実施により八一・九%と前年度比〇・九%のアップとなっております。 また、収益的収支におきましては、徹底した長期滞納者への停水処分の実施等による収入の確保に努める一方、経常経費の削減を図り、効率的かつ効果的な事業運営に努めた結果、税抜きで五千二百七十八万七千二百七十二円の純利益を得ることができました。 また、資本的収支におきましては、平成二十三年四月の供用開始を目指し、中南部上水道統合整備事業の中核施設である阿奈田ダムの本体工事を初め、浄水場建設や送水管布設工事などを進めてまいっております。 それでは、決算書の一ページ、二ページをお開き願います。 水道事業決算報告書でございますが、報告書の金額は消費税及び地方消費税込みで記載いたしております。 まず、収益的収入でございますが、第一款水道事業収益の決算額は六億八千七百十八万五千三百三十円でございます。内訳でございますが、第一項営業収益六億九百九十五万七千九百二十円、第二項営業外収益七千五百八十万八千四十八円、第三項特別利益百四十一万九千三百六十二円となっております。なお、決算額に含まれる借受消費税及び地方消費税につきましては、備考欄に記載いたしております。 次に、支出についてでございますが、第一款水道事業費用の決算額は五億八千百三十四万五千四百五十七円でございます。内訳でございますが、第一項営業費用四億九千七百七十万四千五百七十六円、第二項営業外費用八千三百四十万九百三十九円、第三項特別損失二十三万九千九百四十二円、第四項予備費ゼロとなっております。なお、決算額に含まれる仮払い消費税及び地方消費税につきましては備考欄に記載をいたしております。 また、平戸地区と生月地区との比較書類につきましては、既に配付をさせていただいております別冊の決算資料中二ページ、三ページに記載をしておりますので、お目通しをお願いいたします。 続きまして、三ページ、四ページをお願いをいたします。 資本的収入について御説明申し上げます。 第一款資本的収入の決算額は十二億三千七百九十三万八千円でございます。内訳でございますが、第一款第一項企業債七億五千六十万円、第二項出資金一億四千九百八十八万六千円、第四項補助金三億三千七百四十五万二千円となっております。 次に、資本的支出につきましては、第一款資本的支出の決算額十五億一千六百四十九万六千四百三円でございます。内訳でございますが、第一項建設改良費十一億三千六百八十五万五千五百四十二円、第二項企業債償還金三億五千六百二十四万八百六十一円、第三項他会計長期借入金償還金二千二百五十万円、第四項出資金九十万円となっております。 なお、浄水場建設におきまして、建物基礎を軟弱であります沖積層に設けることから、支持力を強化するために先行盛り土による圧密の沈下を行っておりましたけれども、基礎地盤としての適否を床掘り完了後に確認をした結果、どうしても基礎部の改良が必要となり、そのため基礎部の工法等の検討が必要になったことから一億八千四百六十万円をやむを得ず平成二十一年度に繰り越しをさせていただいております。 また、下の欄外には収支不足額二億七千八百五十五万八千四百三円の補てんにつきまして、その補てん方法について記載をいたしておりますのでお目通しをお願いいたします。 続きまして、五ページをお願いいたします。 このページ以降は消費税及び地方消費税を除いた金額で表示しております。この損益計算書でございますが、先ほど述べましたとおり、当年度純利益五千二百七十八万七千二百七十二円となっております。 六ページの剰余金計算につきましては、御一読をお願い申し上げます。 続きまして、七ページの剰余金処分計算書につきましては、当年度未処分利益剰余金のうち、三百万円を地方公営企業法施行令第二十四条第一項の規定により、減債積立金へ積み立てる予定といたしております。 また、八ページ、九ページの平戸市水道事業貸借対照表につきましては、お目通しをお願い申し上げます。 続いて、十ページから十一ページ、平戸市水道事業報告書について御説明をいたします。 十ページの総括事項につきましては、先ほど冒頭申し上げました内容と同じでございますので、省略をさせていただきます。 続いて、十一ページには、昨年十二月議会で可決をいただき、本年四月から施行しております市内統一料金の概要を記載いたしております。 続く、十二ページから十四ページにかけましては、平成二十年度における建設工事及び業務委託等の概況につきまして記載をいたしておりますので、ちょっと多うございますが、お目通しをお願いいたします。 十五ページには業務量、続く十六ページには企業債の明細、あるいは一時借入金の概況、さらには他会計補助金等の使途につきまして記載をいたしておりますので、お目通しをお願いいたします。 続きまして、十七ページから二十一ページの収益費用明細書の主なものにつきまして御説明いたします。 十七ページの一款一項一目給水収益は、冒頭申し上げましたように複合的な要因も重なりまして、前年度との比較では二千二百九十万七千九百六十円のマイナスで、トータルで五億七千六百二十二万五千五百三十五円となっております。 二項二目他会計補助金は、簡易水道の建設改良費などの企業債償還利子に対する一般会計からの補助金でございます。 次の県補助金でございますが、全額合併支援特別交付金でございまして、水道配管台帳システムの整備に対する交付金でございます。 十八ページから二十一ページにかけましての水道事業費用につきましては、これは企業の経営活動に伴う職員の関係費用、物件費、減価償却費などでございます。具体的には、取水設備から浄水設備、それに配水設備に至る維持管理に要する経費や、水道料金徴収、収納に要する事務的経費及びメーター検針費用などが主なものでございます。詳細につきましては、お目通しをお願いを申し上げます。 次に、二十二ページから二十四ページにかけましての資本的収支明細書について御説明いたします。 二十二ページの資本的収入の一項一目の企業債は、中南部上水道統合整備事業にかかる企業債でございまして、アロケにより上水道分五三%、簡易水道分四七%に案分をいたしております。また、経営健全化を図るため、以前借り入れた高い利率、いわゆる六%台三本の起債償還のための簡易水道事業借りかえ債として一億一千三十万円を借り入れております。 次の二項一目他会計出資金につきましては、簡易水道の建設改良費などの企業債償還金にかかる一般会計からの出資金でございます。 また、四項の補助金は、いずれも中南部上水道統合整備事業にかかる補助金でございます。 なお、備考欄に平成十九年度からの繰越額を記載をいたしております。 二十三ページ、二十四ページの一項建設改良費につきましては、主に中南部上水道統合整備事業にかかる事業費でございます。 一目上水道改良費、二目簡易水道改良費にて支出しております工事請負費及び委託料の内訳につきましては、先ほど申し上げましたように、十二ページから十四ページに記載してございますので、お目通しをお願いいたします。 なお、備考欄には繰越額につきまして、平成十九年度から二十年度へ繰り越しを行った事業にかかる経費を記載をしております。 また、二十五ページ以降のその他の明細につきましては、お目通しをお願いいたします。 以上で、議案第八九号「平成二十年度平戸市水道事業会計決算認定」の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  それではここで十分間休憩いたします。                午後三時 三十分 休憩                ~~~~~~~~~~~                午後三時 四十分 再開 ○議長(川上茂次君)  休憩中の本会議を再開いたします。 お諮りいたします。定刻が近づいておりますが、定刻までに本日の日程を終了することは困難なようでございます。したがって、本日の日程を終了するまで会議時間の延長をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(川上茂次君)  御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は本日の日程を終了するまで延長することに決定いたしました。 引き続き、議案説明を続行いたします。 議案第九〇号の説明を求めます。 ◎事務長兼病院局長(吉住龍三君)  議案第九〇号「平成二十年度平戸市病院事業会計決算認定について」御説明いたします。 初めに、経営状況の概略でございますが、平成十七年十月の合併により、平戸市民病院及び生月病院が会計を統合し、両病院が連携しながら病院事業の運営を行っているところでございますが、医療制度改革や診療報酬の減額改定などにより、極めて厳しい経営状況にあり、経営の健全化が喫緊の課題となっております。 このようなことから、平成十九年度において住民代表や医療関係の有識者などで構成する平戸市立病院あり方検討委員会を設置し、両病院の経営形態のあり方や役割分担などの今後のあり方について協議を重ねていただき、平成二十年三月に答申を受けたところです。 平成二十年度は、このあり方検討委員会の答申と総務省より示された公立病院改革ガイドラインの趣旨を踏まえ、今後の病院運営の指針となる市立病院改革プランを今年三月に作成したところであります。 このような厳しい経営状況の中、平成二十年度の病院事業の決算は、看護基準の変更による増収対策や、職員給与の一律カット、あるいは事務職員の削減などの経費節減に取り組んでいるものの、外来、入院患者の減少などにより収益的収支において九千百九十五万九千五百五十八円の純損失を生じており、前年度比と比較して若干の改善が図られたものの、依然として赤字体質の改善を図ることができませんでした。 今後は策定した病院改革プランの実施により、地域における必要な医療機能の確保と経営の健全化に向けた取り組みを行うことにより、質の高い医療を提供できる体制の整備に向け努力していきたいと考えております。 それでは決算の内容について御説明をいたします。 一ページをお願いいたします。 まず、平成二十年度平戸市病院事業決算報告書でございますが、本報告書の金額は消費税及び地方消費税込みで計上いたしております。なお、決算額に含まれる借受、仮払い消費税及び地方消費税につきましては、備考欄に表示いたしております。 まず、収益的収入について御説明をいたします。 第一款平戸市民病院事業収益の決算額は、医業収益、医業外収益、特別利益をあわせ十四億二百一万四千九百八十二円で、同じく第二款の生月病院事業収益は医業収益、医業外収益をあわせ六億九千四百五十二万三千七百六十円でございまして、両病院の事業収益をあわせた決算額は二十億九千六百五十三万八千七百四十二円となっております。 次に、支出でございますが、第一款平戸市民病院事業の決算額は、医業費用、医業外費用、特別損失をあわせ十四億三千三百二十三万五百五十三円でございます。同じく、第二款の生月病院事業費用は七億三千九百五十万六千百六十八円でございまして、両病院の事業費用をあわせた決算額は二十一億七千二百七十三万六千七百二十円となっております。 三ページをお願いいたします。 資本的収入について御説明いたします。 第一款平戸市民病院資本的収入の決算額は、企業債、負担金及び補助金をあわせ一億一千二百十三万四千円で、同じく第二款生月病院資本的収入は、企業債、負担金及び補助金をあわせ千四百三十万六千円でございます。両病院の資本的収入をあわせた決算額は一億二千六百四十四万円となっております。 次に、資本的支出でございますが、第一款平戸市民病院資本的支出の決算額は、建設改良費、企業債償還金、他会計長期借入金償還金をあわせ一億七千八百十九万一千六百七十六円で、第二款生月病院資本的支出は、建設改良費、企業債償還金をあわせ一千六百九十九万二千九百九十円でございまして、両病院をあわせた資本的支出の決算額は一億九千五百十八万四千六百七十五円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額六千八百七十四万四千六百七十五円につきましては、欄外に記載いたしておりますとおり補てん及び措置いたしておりますが、補てん財源の不足により、不足額の一部を一時借入金で措置したため、この措置額五千九百三十二万三千七百五十七円が年度末における不良債務となっております。 次に、五ページをお願いいたします。 このページ以降は消費税及び地方消費税を除いた金額で計上いたしております。 まず、平成二十年度損益計算書でございますが、経常損失と特別損失をあわせた当年度純損失は九千百九十五万九千五百五十八円となっておりますが、病院ごとの内訳といたしましては、市民病院四千二百八十六万八百五十九円、生月病院四千九百九万八千六百九十九円の純損失となっております。 次に、六ページの剰余金計算書でございますが、剰余金、利益剰余金の部では、当年度純損失を当年度未処理欠損金とするものでございまして、前年度未処理欠損金とあわせた当該年度未処理欠損金は四億二千八百九十二万九千二百四十五円となっております。 次に、資本剰余金の部でございますが、これは国、県補助金や他会計繰入金等で、当年度発生高は医療機器等の購入のための国庫補助金五百二十五万円、医療機器等の購入のための一般会計からの出資金二千四百八十万円並びに一般会計から企業債償還金等に繰り入れております負担金七千百四十九万円でございまして、これを翌年度繰り越し資本剰余金として、翌年度に繰り越すものでございます。 次の欠損金処理計算書は、当年度未処理欠損金を翌年度に繰り越すものでございます。 七ページをお願いいたします。 平戸市病院事業貸借対照表につきましては、病院事業における平成二十年度末の状況について、資産、負債及び資本を総括的に表示したものでございますので、お目通しをお願いいたします。 次に、八ページから十一ページの決算の概況でございますが、総括事項につきましては、冒頭に御説明したとおりでございますので、省略をさせていただきます。 八ページの中段以降は議会の議決事項及び職員に関する事項を、九ページ以降には主要機械備品の購入状況、業務量等について記載をしておりますのでお目通しをお願いいたします。 次に、収益的収支について主なものを御説明いたします。 十二ページをお願いいたします。 まず、第一款平戸市民病院事業収益でございますが、一項医業収益の主なものは、入院収益、外来収益でございまして、総収益の八七・七%を占めております。三目その他医業収益の公衆衛生活動収益は、基本検診やがん検診、乳児検診等の医業収益でございます。一般会計負担金は、救急医療にかかる経費について、一般会計からの繰り出し基準に基づく負担金でございます。その他医業収益は、ケアプラン作成など、文書料が主なものでございます。 次に、二項医業外収益でございますが、主なものは一般会計負担金で、一般会計からの繰り出し基準に従い、繰り入れております企業債償還金利息や追加費用負担金等の経費でございます。 次に、十三ページをお願いいたします。 二款生月病院事業収益について御説明をいたします。 一項医業収益の主なものは、入院収益、外来収益でございまして、総収益の八二・四%を占めております。その他医業収益の公衆衛生活動収益は、基本検診やがん検診などの事業収益でございます。一般会計負担金は、救急医療にかかる経費について、一般会計からの繰り出し基準に基づく負担金でございます。その他医業収益はケアプラン作成や診断書などの文書料が主なものでございます。 次に、二項医業外収益でございますが、一般会計負担金は一般会計からの繰り出し基準に従い、繰り入れております企業債償還金利息や追加費用等の負担経費でございます。 次に、十四ページからの費用でございますが、まず第一款平戸市民病院事業費用について御説明をいたします。 一目給与費は正規職員及び臨時職員等の人件費でございまして、給与費の医業収益に占める割合は五五・三%となっております。 二目材料費は入院及び外来診療にかかる医薬品及び診療材料費等でございます。 経費は総額三億一千九十七万四千八十円となっておりますが、これは病院運営の一般経費でございまして、主なものといたしましては、非常勤医師の報償費、光熱水費、寝具や医療器具等の賃借料、十五ページをお願いいたします。医事業務や給食、医療機器の保守管理等の委託料、退職手当事業負担金などの負担金などが主なものでございます。減価償却費は建物、構築物、機械備品等の減価償却費でございまして、生月病院分をあわせた内訳につきましては、二十一ページに記載いたしております。 次に、二項医業外費用のうち主なものは、企業債、長期借入金等にかかる支払い利息及び控除できなかった消費税にかかる雑損失が主なものです。 十六ページの第二款生月病院事業費用でございますが、一目給与費は正規職員及び臨時職員等の人件費でございまして、給与費の医業収益に占める割合は六九・九%となっております。 二目材料費は入院及び外来診療にかかる医薬品や診療材料費などでございます。 経費は一億九千六十八万五千三百八円を支出いたしておりますが、これは市民病院同様、病院運営の一般経費でございまして、主なものは十七ページの病院の寝具や医療機器等の借り上げに伴う賃借料、医事業務や給食、医療機器の保守管理等の委託料、離島医療圏医師派遣負担金、退職手当事業負担金などの負担金などが主なものでございます。 十八ページの二項医業外費用につきましては、企業債償還利息及び控除できなかった消費税にかかる雑損失が主なものでございます。 次に、資本的収支について御説明をいたします。 十九ページをお願いいたします。 まず、第一款平戸市民病院資本的収入でございますが、医療機器などの購入に伴います企業債、企業債償還元金や医療機器の購入に伴う繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金、医療機器購入の国庫補助金を国保特別会計から負担いただく国民健康保険特別会計負担金及び医療機器の整備に伴う一般会計からの補助金でございまして、総額一億一千二百十三万四千円となっております。 次に、第二款生月病院資本的収入でございますが、同じように医療機器などの購入に伴います企業債、企業債元金の償還に伴う一般会計からの負担金、また医療機器購入の国庫補助金を国保特別会計から負担いただく国民健康保険特別会計負担金及び医療機器の整備に伴う一般会計からの補助金でございまして、総額一千四百三十万六千円となっております。 なお、一般会計補助金につきましては、平成二十年度から不採算地区以外の病院についても過疎対象事業として採択できることとなったことから、起債措置額の二分の一を過疎対策事業債により補助していただいているものでございます。 次に、二十ページの資本的支出でございますが、第一款平戸市民病院資本的支出のうち、一項建設改良費の資産購入費は、医療機器の整備に要するものでございまして、内訳の主なものにつきましては、九ページに記載をいたしております。 また、企業債償還金及び一般会計からの長期借入金に対する定期償還金をあわせまして一億七千六百万七千七百三十一円を支出いたしております。なお、企業債償還金のうち、六百二十六万七千五百十六円につきましては、公的資金補償金免除繰上償還にかかる分でございます。 次に、第二款生月病院資本的支出のうち、一項建設改良費の資産購入費は、医療機器の整備に要するものでございまして、同じように内訳の主なものにつきましては、九ページに記載をいたしております。 また、企業債の償還金をあわせまして総額一千六百三十三万二千四百九十九円を支出いたしております。 二十一ページは固定資産明細表、二十二ページには企業債及び長期借入金の明細につきまして記載いたしておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上で、平成二十年度平戸市病院事業会計の決算について説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第九一号の説明を求めます。 ◎大島村区長(岡村幸夫君)  議案第九一号「平成二十年度平戸市交通船事業会計決算認定について」御説明申し上げます。 初めに、経営状況でございますが、総収益、総費用ともに一億六千五百七十六万八千七百五十三円でありました。営業収支や営業収益で九千六十一万二千六百九十三円、営業費用で一億六千五百十五万三千四百九十六円、営業損失七千九十二万八百三円となっております。 営業外収支は、営業外収益七千五百十五万六千六十円、営業外費用四百二十二万三千九百三十八円で、営業外利益七千九十三万二千百二十二円、経常利益一万一千三百十九円となっております。 また、特別損失といたしまして、過年度損益修正損一万一千三百十九円があり、当年度純利益ゼロとなっております。しかしながら、一般会計補助金七千四百五十万四千三百六十七円の多額の補助を受けておりますので、さらなる経費の節減に努めてまいりたいと思っております。 以下、決算の内容について御説明申し上げます。 一ページをお願いいたします。 平成二十年度平戸市交通船事業決算報告書でございますが、この報告書の金額は消費税及び地方消費税込みの数値で記載しております。 まず、収益的収入について御説明いたします。 一款海上運送事業収益の決算額は、営業収益、営業外収益をあわせ一億六千五百七十六万八千七百五十三円となっております。 次に、収益的支出でございますが、一款海上運送事業費用の決算額は、営業費用、営業外費用、特別損失をあわせ一億六千五百七十六万八千七百五十三円となっております。 次に、三ページをお願いいたします。 平成二十年度の損益計算書でございますが、経常利益一万一千三百十九円となりますが、特別損失一万一千三百十九円がありましたので、当該年度純利益ゼロとなっております。 次に、四ページをお願いいたします。 平成二十年度剰余金計算書でございますが、減債積立金一千二百八十七万九千四百二十七円、利益積立金一千四百七十五万五千三百六円を有しております。 次に、五ページをお願いいたします。 平成二十年度貸借対照表でございますが、資産の部の一、固定資産は合計で四億八十一万六千七百五十一円、二、流動資産は現金預金と未収金をあわせ二億二千八百七十五万一千五百二十三円で、そのうち未収金二百一万九千九百三十七円は運送収益の未収金が主なものであります。資産合計は六億二千九百五十六万八千二百七十四円となっております。 次に、負債の部でございますが、三、流動負債は合計九百四十万四千八百九十三円で、(二)未払い金は三百六十七万六千七百五十二円で、その主なものは三月分の燃料費、旅客及び貨物歩金、臨時船員賃金等が主なものでございます。 次に、資本の部でございますが、四、資本金は資本金合計五億九千二百五十二万八千六百四十八円で、内訳といたしましては、自己資本金三億五百四万三千四百六十円、借入資本金二億八千七百四十八万五千百八十四円となっております。借入資本金の明細は十五ページ、十六ページをごらんいただきたいと思います。 次に、五、剰余金の(一)利益剰余金は減債積立金、利益積立金をあわせ二千七百六十三万四千七百三十三円であります。 資本合計六億二千十六万三千三百八十一円、負債資本合計は六億二千九百五十六万八千二百七十四円となっております。 次に、六ページの事業報告書でございますが、総括事項につきましては、これまで御説明をしたとおりでございます。議会議決事項、行政官庁認可事項及び職員に関する事項を、次に七ページの二、工事には船舶にかかる中間検査等を記載しておりますので、御一読をお願いいたします。 三、業務の業務量でございますが、年間運行回数千四百四十六回、年間輸送人員八万四千四百四十六人、年間自動車航送台数一万三千五百五十七台、貨物運送七一・五トンの実績となっております。 事業収入に関する事項、事業費に関する事項については、九ページからの収益費用明細書により御説明をいたします。 次に、八ページの四、会計(一)企業債及び一時借入金等の概況でございますが、イ、ロ、ハの合計残高は二億八千七百四十八万五千百八十四円で、これら全体の借入金となっております。 五、その他には他会計補助金の使途について記載してあります。一般会計補助金七千四百五十万四千三百六十七円については、収益的収支の赤字分に全額充当いたしております。 九ページからは、収益費用明細書でございますが、主なものについて簡単に御報告申し上げます。 まず、一款海上運送事業収益でございますが、一項営業収益の主なものは旅客運送収益、貨物運送収益でありますが、旅客、自動車航送台数の増で九千六十一万二千六百九十三円、前年度に比較して一・三%の増でありました。総収益に占める割合は五四・六%となっております。 二項営業外収益の主なものは、一目他会計補助金七千四百五十万四千三百六十七円、二目受取利息五十万四千五百五十五円、三目雑収益十四万七千百三十八円であります。 次に、十ページから十二ページの費用でございますが、一款海上運送事業費用について御説明いたします。 一項営業費用中主なものは、三目船員費においては正規職員四名、臨時職員五名の人件費等で総額四千四百六十二万五千九百五十二円、五目修繕費で一千二百七十三万三千二百五十七円、六目燃料潤滑油費で三千三十六万九千三百四十円、十一目固定資産減価償却費で三千八百三十八万九千六百五円、十二目一般管理費は事務職員の二名分の人件費ほか、事務経費一千六百一万五百二十一円でございます。 次に、二項営業外費用一目支払い利息三百万九千六百三十八円、二目消費税及び地方消費税百二十一万四千三百円でございます。 次に、四項特別損失一目過年度損益修正損一万一千三百十九円でございます。 十三ページをお願いいたします。 資本的収支、一款資本的支出一項建設改良費でございますが、一目仮設待合所建設費二百四万七千五百円、二目営繕設備費四十五万七千八百円、二項企業債償還金一目企業債償還金八百十六万四千八百十六円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額一千六十七万百十六円は、減債積立金八百十六万四千八百十六円及び過年度分損益勘定留保資金二百五十万五千三百円で補てんをいたしております。 十四ページは固定資産明細書、十五ページは企業債の明細書、十六ページは長期借入金の明細書でございます。 以上で、二十年度の平戸市交通船事業の決算についての説明を終わります。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第九二号から第九五号までの四件は、総務課所管でありますので一括説明を求めます。 ◎総務課長(松山久與君)  議案第九二号「平戸市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正について」説明いたします。 条例改正の理由は、平成二十年人事院勧告において、民間の労働時間は公務の勤務時間より一日につき十五分程度、一週につき一時間十五分程度短い水準で安定していることから、これまでの行政サービスを維持しかつ行政コストの増加を招かないことを基本とし、公務能率の一層の向上に努め、勤務時間を短縮する一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が、平成二十一年四月より施行されたことに基づき、所要の改正を行うものであります。 改正の内容は、原則として一日の勤務時間を七時間四十五分、一週間の勤務時間を三十八時間四十五分とし、行政サービス維持の観点から始業時間及び終業時間の改正は行わず、休憩時間を四十五分から一時間とし、十二時から十三時までを休憩時間とするものであります。 また、各種短時間勤務制度の導入に伴う文言の改正をいたしております。 なお、条例施行日は平成二十年十月一日といたしております。 以上でございます。 次に、議案第九三号「平戸市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について」説明いたします。 条例改正の理由は、長期間にわたる育児と仕事の両立が可能となるよう、育児のための短時間勤務制度の導入等に伴う地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律が、平成十九年八月に施行されたことに基づき、平戸市職員の育児休業等に関する条例、平戸市技能労務職員の給与に関する条例及び平戸市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の所要の改正を行うものであります。 改正の内容は、小学校就学の始期に達するまでの子を養育する常勤職員に対し、育児のための短時間勤務を可能にするもので、現行の育児休業制度に加え、週五日勤務の中で一日当たり三時間五十五分や四時間五十五分の勤務を可能とすること及び月曜から金曜までのうち、二日を週休日とし、週三日勤務することや、二日と半日勤務することを可能とするものであります。 また、これらの改正に伴い、給与については実働に見合ったものとし、短時間勤務職員の任用等について規定するとともに、所要の文言改正を行っております。 なお、条例施行日は平成二十一年十月一日といたしております。 次に、議案第九四号「平戸市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」説明いたします。 条例改正の理由は、議案第九二号、第九三号及び第九五号に規定する平戸市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び平戸市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正並びに平戸市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の制定に伴い、これらに基づく所要の改正を行うものであります。 改正の内容は、短時間勤務職員を再任用短時間勤務職員及び任期付短時間勤務職員に、また一日の勤務時間八時間を七時間四十五分に、週の勤務時間四十時間を三十八時間四十五分に改める字句等の改正であります。 なお、条例施行日は平成二十一年十月一日といたしております。 次に、議案第九五号「平戸市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の制定について」説明いたします。 条例制定の理由は、多様化、専門高度化する行政ニーズに対応するため、高度の専門的な知識、経験やすぐれた見識を有するものを一定の期間活用して、遂行することが特に必要とされる業務に従事させること等、効率的かつ柔軟な人事配置を考える必要が求められており、また臨時、非常勤職員制度の見直しとあわせて、多様な任用勤務形態ができ得る地方公共団体の一般職員の任期付職員の採用に関する法律に基づき条例を制定するものであります。 条例の内容は、条例第二条において高度の専門的知識経験、またはすぐれた見識を有する者等の採用について規定をいたしております。 条例第三条において、一定の期間内に終了すること、または一定の期間内に限り業務量の増加が見込まれる業務を行うものの採用について規定をいたしております。 条例第四条において、任期付短時間勤務職員の採用について規定をしております。 条例第五条及び第六条において、法に基づき任期の特例、任期の更新について定めており、任期は最長で五年を超えない範囲といたしております。 条例第七条から第十一条までは、給与の特例について規定をいたしております。 なお、条例施行日は平成二十一年十月一日といたしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第九六号の説明を求めます。 ◎税務課長(永田米吉君)  議案第九六号「平戸市税条例の一部改正について」御説明をいたします。 提案の主な内容は、個人市民税の寄附金控除についてでございます。平成二十年度の税制改正によりまして、所得税の控除対象となる寄附金のうち、住民の福祉の増進に寄与する寄附金が新たに控除対象となりました。これを受けまして、個人県民税にかかる長崎県税条例の改正が本年六月十九日にあり、寄附金の控除対象が拡大されましたので、市民税もそれにあわせた改正をするものでございます。 控除の対象となりますのは、市に対する寄附や、県内の社会福祉法人等に対する寄附金でありまして、施行日は平成二十二年四月一日としておりますけども、実際的には平成二十一年の一月一日以後に支出されました寄附金及び金銭が適用となります。 以上であります。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第九七号の説明を求めます。 ◎保険福祉課長(田代久光君)  議案第九七号「平戸市国民健康保険条例の一部改正について」御説明をいたします。 平戸市国民健康保険条例の一部を改正したいので、地方自治法第九十六条第一項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 提案理由につきましては、現在被保険者が出産をした場合は三十五万円の出産育児一時金を支給をしていますが、健康保険法の改正によりまして、少子高齢化対策の推進及び出産等の経済負担の軽減を図るために、支給額が四万円引き上げられたことに伴いまして、三十九万円にするものでございます。 また、経過措置として平成二十一年十月一日から平成二十三年三月三十一日までの間に出産したときに支給するとなっております。 なお、この条例は平成二十一年十月一日からの適用となります。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次に、議案第九八号の説明を求めます。 ◎水産課長(松尾国夫君)  議案第九八号「平戸市生月漁港、公共施設等整備基金条例及び平戸市舘浦漁港、公共施設等整備基金条例の廃止について」御説明をいたします。 平戸市生月漁港、公共施設等整備基金条例及び舘浦漁港、公共施設等整備基金条例を廃止をしたいので、地方自治法第九十六条第一項第一号の規定により議会の議決を求めるものであります。 この条例は、市町村合併時に旧生月町から引き継いだ地域限定の特定目的基金条例でございます。基金全額を取り崩し、今回生月漁業協同組合及び舘浦漁業協同組合が実施をいたします水産振興関連施設の整備に対する支援を行うものでございます。 これに伴い、両基金条例を廃止するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(川上茂次君)  次に、議案第九九号の説明を求めます。 ◎都市計画課長(山浦直美君)  議案第九九号「平戸市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。 地方自治法第九十六条第一項第一号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 国民生活の基盤となる良質な住宅が建設され、長期にわたり良好な状態で使用されることが住生活の向上及び環境への負担の低減を図る上で、重要視されていることを踏まえ、良好な住宅の普及を推進することを目的として、長期優良住宅の普及の促進に関する法律が施行されております。 この法律の施行に伴い、長期優良住宅建設等計画の認定などの事務手続にかかる手数料を定める必要があるため、条例の一部改正を別表第二のように加えるものであります。 手数料については、長崎県統一単価でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次に、議案第一〇〇号の説明を求めます。 ◎文化遺産課長(萩原博文君)  議案第一〇〇号「平戸市田助ハイヤ節伝承館条例の一部改正について」御説明いたします。 無形民俗文化財田助ハイヤ節が県指定に昇格したことにより、第一条中平戸市指定無形民俗文化財を、長崎県指定民俗文化財に改めるものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第一〇一号の説明を求めます。 ◎事務長兼病院局長(吉住龍三君)  議案第一〇一号「平戸市立病院改革プラン評価委員会条例の制定について」御説明申し上げます。 本条例は、公立病院改革ガイドラインの趣旨を踏まえ、本年三月に策定いたしました平戸市立病院改革プランの実施状況について、有識者や地域住民等の参加を得て、評価の客観性を確保しながら改革プランの検証を行うための委員会を設置するための条例の制定をお願いするもので、地方自治法第九十六条第一項第一号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 条例の内容でございますが、第一条において委員会の設置と目的を定義し、第二条において委員会の所掌事務を規定いたしております。第三条では、委員のメンバー構成、第四条では委員長の選任方法について定めております。 また、会議の進め方等につきましては、第五条以下に規定し、報酬及び費用弁償につきましては、第七条において平戸市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例別表の中のその他の委員を適用するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第一〇二号の説明を求めます。 ◎財政課長(田島元一君)  議案第一〇二号「平成二十一年度平戸市一般会計補正予算(第六号)」につきまして、御説明申し上げます。 歳入歳出それぞれ六億四千三十八万四千円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ二百三十一億五千二百三十一万一千円とするものでございます。 今回の補正の主な内容は、街なみ環境整備事業、南部市民体育館耐震改修事業、六月の梅雨前線豪雨及び七月中国・九州北部豪雨による農地等災害復旧事業並びに各種補助事業を調整し、提案させていただいております。 それでは、三ページをお願いいたします。 第二表地方債補正の変更でございますが、上水道事業出資債は阿奈田ダム事業費の増額によるもの、道路新設改良事業費は公共道路にかかる地区間事業費の増減に伴う合併特例債から過疎債への切りかえによるもの、消防施設整備事業費及び防災行政無線施設整備事業費は事業費の増額に伴うもの、体育施設整備事業費は南部市民体育館耐震改修事業に伴う増額で、災害復旧事業費は梅雨前線豪雨及び中国・九州北部豪雨による増額、臨時財政対策債は普通交付税算定結果による減額でございます。 それでは補正の内容につきまして、歳入歳出事項別明細書により御説明いたします。 七十ページから十四ページまでの歳入につきまして御説明申し上げますので、七ページをお願いいたします。 一款二項一目固定資産税は市内法人の新規の償却資産取得に伴う増額が主なものでございます。 八款一項地方特例交付金及び二項特例交付金は、普通交付税算定結果による増額でございます。 次に、九款地方交付税でございますが、普通交付税を一億三千五百万円補正し、補正後の額が八十八億八千五百万円でございます。交付額が九十億五千七百三十八万一千円で決定しておりますが、今後の行政需要に対応するため一億七千二百三十八万一千円を保留いたしております。 十一款一項二目農林水産業費分担金は、耕作放棄地解消緊急整備事業の事務費相当にかかる増額で、同じく三目災害復旧費分担金は、農地等災害復旧事業にかかるもの、また過年債の事業費減額に伴う減額並びに現年債の梅雨前線豪雨及び中国・九州北部豪雨による増額でございます。 十三款一項一目民生費国庫負担金は、前年度の国庫支出金精算に伴うもので、二目災害復旧費国庫負担金は、中国・九州北部豪雨による公共土木施設現年災河川二ヵ所、道路三ヵ所にかかるものであります。 二項二目一節社会福祉補助金の住宅手当緊急特別措置事業費は、過去二年以内の離職者等に対し、住宅手当を支給するもので、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金は国庫の内定によるもので、消防法施行令の改正に伴う小規模福祉施設のうち、二ヵ所のグループホームのスプリンクラー施設整備にかかるものでございます。 九ページをお願いいたします。 三目一節保健衛生費補助金の女性特有のがん検診推進事業費は、特定の年齢に達した女性を対象とした子宮頸がん及び乳がん検診費用を無料化とするものでございます。 四目二節都市計画費補助金の街なみ環境整備事業費の増額は、補助対象事業費拡大に伴う件数の増によるもので、三節住宅費補助金の住宅建築物耐震改修事業費は、災害拠点病院の耐震診断費用の一部助成でございます。 六目五節保健体育費補助金の住宅建築物耐震改修事業費は、南部市民体育館の耐震改修工事にかかるものでございます。 三項二目民生費委託金は、市が管理する国民年金データを社会保険庁へ移管するためのシステム改修経費にかかるものでございます。 十四款一項一目民生費県負担金は、前年度の県支出金精査に伴うものでございます。 二項二目一節社会福祉補助金の地域介護福祉空間整備事業費は、認知症対応型通所介護施設整備にかかるもので、二節児童福祉費補助金の民間保育所耐震化事業費は、民間保育所三ヵ所が実施する耐震診断に対する一部助成でございます。 三目衛生費県補助金は、地域の創意工夫により、地域の子育て力をはぐくみ、子育てにかかわる人材の育成、コミュニティーの活性化を図るための取り組みに対するものでございます。 四目一節農業費補助金の園芸ビジョン二十一パワーアップ対策事業費は、県費の内定によるもので、イチゴ高設育苗施設及びアスパラガス栽培における被覆資材の整備にかかるもので、耕作放棄地解消緊急整備事業費の増額は、事務費の増額によるものでございます。 二節林業費補助金の森林整備地域活動支援交付金の増額は、森林情報の収集活動及び協会の明確化に加え、森林の被害状況等の確認の対象事業拡大に伴うものでございます。 十一ページをお願いいたします。 三節水産業費補助金の新世紀水産業育成事業費は、県費の内定によるもので、平戸市漁業協同組合の経済事業コンピューター導入に対するものでございます。 五目商工費県補助金のふるさと雇用再生特別基金事業費の増額は、県の内定によるもので、松浦史料博物館における展示物のガイドを配置するものでございます。 六目三節都市計画費補助金の街なみ環境整備事業費の増額は、国庫補助金の説明と同様で、美しいまちづくり緊急促進事業費は、長崎県が地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用し、観光振興を積極的に推進するため、街なみ環境整備事業に追加支援を講じるものでございます。 四節住宅費補助金の住宅建築物耐震改修事業費は、国庫補助金の説明と同様でございます。 八目災害復旧費県補助金の増額は、過年災の精算によるもの並びに梅雨前線豪雨及び中国・九州北部豪雨による農地等災害復旧事業費現年災、農地百四十四ヵ所、施設三十八ヵ所にかかるものでございます。 三項一目総務費委託金二節徴税費委託金の個人県民税徴収取扱費交付金は、税源移譲による減額措置県民税分の還付にかかるものであります。 十七款一項六目生月漁港公共施設等整備基金繰入金及び十一目舘浦漁港公共施設等整備基金繰入金は、それぞれ生月漁協、舘浦漁協の施設整備を図るため繰り入れるものでございます。 八目スポーツ振興基金繰入金の増額は、県民体育大会出場に当たり、本年度から参加者一名当たり五百円の参加料が必要になったため繰り入れるものであります。 また、九目財政調整基金繰入金の減額は、普通交付税の増額などによるもので、十目の紐差地区活性化対策事業費基金繰入金の増額は、自治公民館整備事業のうち、赤松地区の改修事業費の増額によるものでございます。 十八款繰越金は平成二十年度決算に伴う剰余金であります。 十三ページをお願いいたします。 十九款五項三目違約金及び延納利息の増額は、デジタル同報系防災行政無線施設整備調査設計業務において、違約金が発生したものでございます。 二十款市債はそれぞれ第二表地方債補正の変更で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、十五ページから五十四ページまでの歳出につきまして御説明申し上げます。十五ページをお願いいたします。 二款一項五目財産管理費の財政調整基金積立金は、平成二十年度決算に伴う剰余金のうち、二分の一相当額を基金に積み立てるものでございます。 六目企画費の振興公社合併支援事業は、平戸市振興公社、生月振興公社、田平振興公社合併協議会が設置されたことに伴い、経費の一部を補助するものでございます。 十四目国土調査費は地籍調査情報管理システム整備のため、節の組み替えを行うものであります。 十六目交通政策費の離島航路対策事業は、前津吉インフォメーションの施設修繕による増額及び度島航路の平成二十年度国県補助金が確定したことによる減額でございます。 十七ページをお願いします。 二項二目賦課徴収費の市税過誤納付還付金は、景気低迷により法人市民税の予定納税に対する歳出還付額が多く見込まれるため増額するものであります。 十九ページをお願いします。 三款一項一目社会福祉総務費の住宅手当緊急特別措置事業は、過去二年以内の離職者等で一定の収入がなく、賃貸住宅等に入居しているものに対し、住宅手当を支給するものでございます。 二目障害福祉費は平成二十年度国県支出金の精算に伴う返還金でございます。 三目老人福祉費の地域介護・福祉空間整備等施設整備事業費は、国庫の内定によるもので、消防施行令の改正に伴い、小規模福祉施設のうち二ヵ所のグループホームのスプリンクラー設備整備にかかるもの、地域介護・福祉空間整備事業は、認知症対応型通所介護施設整備にかかるものでございます。 老人福祉事務経費につきましては、平成二十年度県支出金の精算に伴う返還金でございます。 七目国民年金事務費は、市が管理する国民年金データを社会保険庁へ移管するためのシステム改修を行うものでございます。 八目国民健康保険費は保健センターの空調機器などの施設補修に伴う国保事業会計への繰出金でございます。 二十一ページをお願いいたします。 二項一目児童福祉総務費の民間保育所耐震化事業は、民間保育所三ヵ所が実施する耐震診断に対する一部助成でございます。 次に、二十三ページをお願いいたします。 三項一目生活保護費総務費は二十年度の国庫支出金の精算に伴う返還金で、二目扶助費は二十年度国県支出金の精算交付に伴う財源の区分の変更でございます。 二十五ページをお願いします。 四款一項一目保健衛生費総務費は地域の創意工夫により、地域の子育て力をはぐくみ、子育てにかかわる人材の育成、コミュニティーの活性化を図るため取り組むもので、育児サークル支援及び育児に関する相談事業を行うものでございます。 三目健康増進費のがん検診事業は、特定の年齢に達した女性を対象に子宮頸がん及び乳がん検診費用を無料化とするもので、健康増進事務経費につきましては平成二十年度県支出金の精算に伴う返還金でございます。 六目の企業等施設整備費は、阿奈田ダム事業費の増額などによるものでございます。 二十七ページをお願いします。 六款一項三目農業振興費の園芸ビジョン二十一パワーアップ対策事業は、県費の内定によるもので、イチゴ生産農家四戸に対するイチゴ高設育苗施設整備及びアスパラガス生産農家に対するアスパラガス栽培における被覆資材の整備を行うものでございます。 五目農地費は耕作放棄地解消緊急整備事業につきまして、事務費を計上いたしております。 二十九ページをお願いいたします。 二項二目林業振興費の森林整備地域活動支援交付金事業は、森林情報の収集活動及び協会の明確化に加え、森林の被害状況等の確認の対象事業が拡大されたことに伴い、実施するものでございます。 三十一ページをお願いします。 三項一目水産業総務費の水産業総務事務費に要する経費は、平成二十一年度長崎県漁協漁場協会会費決定に伴い増額するものでございます。 二目水産振興費の新世紀水産育成事業は、県費の内定によるもので、平戸市漁業協同組合の経済事業コンピューター導入に対するもの、それから水産業振興施設整備事業は、生月漁協及び舘浦漁協における漁船整備などについて、生月漁港公共施設等整備基金及び舘浦漁港公共施設等整備基金を活用し、施設整備を図るものでございます。 三十三ページをお願いします。 七款一項四目観光費の観光施設展示物案内事業は、ふるさと雇用再生特別基金事業に採択されたもので、松浦史料館における展示物のガイドを配置するものでございます。なお、新規雇用者数は一名を予定しております。 三十五ページをお願いします。 八款二項三目道路新設改良費の職員給与費は、公共土木施設災害復旧費への組み替えによる減額で、地方道路整備臨時交付金事業は、公共道路にかかる地区間事業費の増減によるものでございます。 三十七ページをお願いいたします。 三項二目急傾斜崩壊対策事業費は、地区間の事業費に増減が生じたため、節の組み替えを行うものでございます。 三十九ページをお願いします。 四項一目港湾費の港湾ターミナル管理運営事業費は、港湾ターミナルビルの二ヵ所の出入り口ドアを改修するものであります。 四十一ページをお願いいたします。 五項一目都市計画総務費の職員給与費は、街なみ環境整備事業へ組み替えるもので、街なみ環境整備事業は国庫補助対象事業費拡大に伴う前倒しで崎方地区二十一件、浦の町など、その他の地区三十一件の整備を行うものであります。新しいまちづくり緊急促進事業は、長崎県が地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用し、観光振興を積極的に推進するため、街なみ環境整備事業に追加支援を講じるものでございます。 四十三ページをお願いします。 六項一目住宅管理費の住宅建築物耐震改修事業は、災害拠点病院の耐震診断費用の一部助成でございます。 四十五ページをお願いします。 九款一項一目常備消防費の消防活動事業費は、第三十八回全国消防救助技術大会に出場権を獲得したことにより不足する普通旅費の増額、さらには消防本部旗の老朽化に伴う更新を行うものでございます。 三目消防施設費は耐震性貯水槽のうち、生月地区施行分について、当該地域が地すべり地区であったため工法を変更するものでございます。 四目災害対策費の防災行政無線施設整備事業は、デジタル同報系防災行政無線整備にかかる中継局建設のため、作業道路の測量設計業務を行うものでございます。 四十七ページをお願いいたします。 十款五項二目公民館費の自治公民館整備事業費は、赤松地区の改修事業費の増額によるものでございます。 五目文化財保護費の指定文化財維持管理事業は、自動火災報知器整備修繕及びソテツ整備にかかる助成でございます。 六目の文化振興費の文化講演開催事業は、長崎県美術館が実施する移動美術館について開催が決定されたことに伴う監視員の賃金や周知用のポスターの作成経費を計上するものでございます。 四十九ページをお願いいたします。 六項一目保健体育総務費のスポーツ振興事業は、先ほど申し上げましたように県民体育大会出場に当たり、本年度から参加一人当たり五百円の参加料が必要になったことに伴うもの、それから二目の体育施設費の南部市民体育館耐震改修事業は、事業費確定の見通しが立ったため計上するものでございます。 五十一ページをお願いいたします。 十一款一項一目農地等災害復旧費は、過年災の前年度執行に伴う減額並びに梅雨前線豪雨及び中国・九州北部豪雨による現年災、農地百四十四ヵ所、施設三十八ヵ所にかかるものでございます。 五十三ページをお願いいたします。 二項一目公共土木施設災害復旧費は、中国・九州北部豪雨による公共土木施設現年災、河川二ヵ所、道路三ヵ所にかかるものでございます。 以上で説明終わらさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  お疲れさまでした。 次、議案第一〇三号から第一〇六号までの四件は、保健福祉課所管でありますので、一括説明を求めます。 ◎保険福祉課長(田代久光君)  議案第一〇三号「平成二十一年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」について御説明いたします。 事業勘定予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ三千八百六十六万四千円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ五十三億七千四百九十三万四千円とするものでございます。 主なものを事項別明細書にて御説明いたします。 まず、歳入についてですが、六ページをお願いいたします。 十款繰入金につきましては、国民健康保険事務費分にかかる一般会計からの繰入金の増額補正でございます。 十一款繰越金は、前年度の決算剰余金でございます。 次に、歳出について御説明いたします。 八ページをお願いいたします。 八款保険事業費につきましては、特定健康診査等事業費として備品購入経費及び十ページの特別総合保健事業費につきましては、施設運営費として施設修繕料経費を増額補正するものでございます。 九款基金積立金は、剰余金の一部を国民健康保険財政調整基金へ積み立てをするものです。 十一款諸支出金につきましては、国庫負担金と前年度精算返還金を増額補正するものでございます。 次に、議案第一〇四号「平成二十一年度平戸市老人保健特別会計補正予算(第一号)」について御説明をいたします。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ七百三十六万三千円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ一千三百三万六千円とするものでございます。 主なものを事項別明細書にて御説明いたします。 まず、歳入についてですが、六ページをお願いいたします。 五款繰越金につきましては、前年度の交付金の決算剰余金でございます。 次に、歳出について御説明いたします。 八ページをお願いいたします。 二款諸支出金につきましては、国庫負担金と前年度精算返還金として増額補正をするものでございます。 次に、議案第一〇五号「平成二十一年度平戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)」について御説明をいたします。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ三百七十九万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三億八千三百七十二万五千円とするものでございます。 主なものを事項別明細書にて御説明いたします。 まず、歳入についてですが、六ページをお願いいたします。 五款繰越金につきましては、前年度の決算剰余金でございます。 次に、歳出について御説明いたします。 八ページをお願いいたします。 二款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、平成二十年度分で一月から五月末までに収納した保険料を広域連合へ納付するため増額補正をするものでございます。 次に、議案第一〇六号「平成二十一年度平戸市介護保険特別会計補正予算(第一号)」について御説明をいたします。 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ七千四百四十九万三千円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ三十一億五千五百十五万五千円とするものでございます。 主なものを事項別明細書にて御説明いたします。 まず、歳入についてですが、六ページをお願いいたします。 七款繰入金は、介護従事者の処遇改善に伴う保険料負担軽減措置の周知経費として増額補正をするものでございます。 八款繰越金は、前年度の決算剰余金でございます。 次に、歳出について御説明いたします。 十ページをお願いいたします。 四款基金積立金は、保険料余剰金の精算により、介護給付費準備基金積立金として増額補正をするものです。 六款諸支出金につきましては、国庫支出金と過年度分返還金として増額補正をするものです。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第一〇七号の説明を求めます。 ◎水道局長(松田隆也君)  議案第一〇七号「平成二十一年度平戸市水道事業会計補正予算(第二号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は資本的収入支出において、現在実施中であります中南部上水道統合整備事業の予算執行状況及び事業内容の変更などに伴い、事業費の減額補正を行うものであります。 まず、第二条の収益的収入及び支出でございますが、水道事業収益を一千四百九十三万八千円減額し、収入総額を九億百四十万三千円とするものであります。 第三条の資本的収入及び支出でございますが、資本的収入を三億三千四百五十一万八千円減額し、収入総額を十四億九千五百九十万三千円とするものであります。また、資本的支出につきましては三億一千八十四万六千円を減額し、支出総額を十八億四千百十万七千円とするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額三億四千五百二十万四千円の補てんにつきましては、記載のとおりでございますので、御一読をお願いいたします。 第四条は、平成二十年度簡易水道事業特別会計の打ち切り決算に伴い、未収金及び未払い金の額を補正するものであります。 第五条は、記載の借入額の変更に伴い、限度額を改めるものでございます。 第六条は、中南部上水道統合整備事業の事業費を含む内容変更に伴い、一般会計からの出資金を四百七十三万二千円増額し、総額を三億六千九百三十二万八千円とするものであります。 それでは補正内容につきまして、便宜上、五ページ、六ページの予算説明書により説明をいたします。 まず、収益的収入につきましては、建設改良費の減額に伴い、一款二項三目の消費税及び地方消費税還付金を一千四百九十三万八千円減額し、総額を二千二百二十九万九千円とするものであります。 一方、次の六ページの資本的収入につきましては、一款一項一目の企業債を二億七千九百四十万円減額し、総額を八億三千百六十万円とするものでございます。 一款二項一目の他会計出資金については四百七十三万二千円増額し、総額を一億八千七百二十七万七千円とするものでございます。 一款四項一目の国庫補助金については五千九百八十五万円減額し、総額を三億八千九百四十九万五千円にするものです。 また、資本的支出につきましては、一款一項一目の上水道改良費において一億七千九百七十八万五千円減額し、総額を八億一千五百六十六万七千円とするものでございます。 一款一項二目の簡易水道改良費におきましては一億三千百六万一千円減額し、総額を六億五千七百九十一万三千円とするものでございます。 これらの増減額の主な理由としましては、現在実施中であります中南部上水道統合整備事業の一環である阿奈田ダム建設事業費の出来高精算に伴い、堤体内の樹木伐採、あるいは貯水容量の確保ための土砂搬出などが伴い、二千七百万円を増額すること及び阿奈田浄水場建設事業の入札結果に伴う減額並びに出来高状況にあわせて年度区分の変更を行い、今年度支払額を総額で三億六千三百三十万円を減額をし、翌年度支払額を増額をすること。 それから、地元から要望が強かった船木簡水を今回の中南部地区の簡易水道統合整備事業に取り込む事業について、国から補助事業として認められたことから、前倒しで今年度から着工することとし、その事業費分として二千七百万円を新たに計上することなどが主な理由でございます。 以上で、議案第一〇七号「平成二十一年度平戸市水道事業会計補正予算(第二号)」の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次、議案第一〇八号の説明を求めます。 ◎事務長兼病院局長(吉住龍三君)  議案第一〇八号「平成二十一年度平戸市病院事業会計補正予算(第二号)」について御説明を申し上げます。 今回の補正は、新型インフルエンザ対策等により補正をお願いするものでございまして、第二条で平成二十一年度平戸市病院事業会計予算第三条に定めた収益的収入及び支出の予定総額を収入支出それぞれ二百四十六万二千円増額し、総額を二十三億九千五百四十六万二千円とするものでございます。 また、第三条におきまして、平成二十一年度平戸市病院事業会計予算第四条に定めた資本的収入及び支出の予定総額を収入において二百十六万円増額し、収入総額を二億三千七百五十五万五千円とし、支出において三百万円増額し、支出総額を二億九千四百四十九万円とするものでございます。 なお、予算第四条の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は五千六百九十三万五千円で、現計予算より八十四万円の増額となっておりますが、この不足額に対する財源の補正につきましては、記載のとおり補てんする予定でございます。 それでは補正予算の内容について、予算説明書により御説明をいたします。 五ページをお願いいたします。 まず、支出でございますが、市立病院改革プラン評価委員会にかかる経費といたしまして報酬七万円、委員の旅費四万八千円を計上いたしております。また、新型インフルエンザ対策といたしまして、個人防護具の購入費を市民病院及び生月病院の材料費にそれぞれ十一名の三十日分、三百三十セット、百十七万二千円をそれぞれ増額いたします。なお、個人防護具につきましてはN九十五マスク、ゴーグル、ガウン、手袋、キャップ、フェースガード等のセットとなっております。 また、これに伴う財源といたしまして、収入におきまして市民病院及び生月病院の県補助金をそれぞれ百十七万二千円増額いたしておりまして、補助率は十分の十となっております。また、市民病院のその他医業収益を十一万八千円増額し、収支を見合わせております。 次に、六ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出でございますが、まず資本的支出でございますが、新型インフルエンザ対策にかかる医療機器の整備といたしまして、平戸市民病院に人工呼吸器一台の購入を予定しておりまして、これに伴う財源といたしまして平戸市病院事業資本的収入の県補助金を二百十六万円増額いたしております。 以上で説明を終わります。どうぞ御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  次に、議案第一〇九号の説明を求めますとともに、議案第一一〇号の説明を求めます。 ◎水産課長(松尾国夫君)  議案第一〇九号「工事請負契約の変更について」御説明をいたします。 工事請負変更契約の締結について、地方自治法第九十六条第一項第五号の規定により議会の議決を求めるものであります。 この変更契約は、平成二十一年五月臨時議会におきまして工事請負契約の議決をいただきました堤漁港地域基盤整備工事に伴うものでございます。 主な変更理由は、消波ブロック八十トン型十四個を追加をし、防波堤の完成を図ることにより完了工といたします。 なお、平戸市生月町壱部浦六十七番地一、増山建設株式会社代表取締役増山富博氏と平成二十一年八月十二日に変更の仮契約をいたしております。 それでは変更前と変更後について御説明をいたします。 一、契約の目的については変更ございません。 二、契約の方法についても変更ございません。 三、契約金額、当初契約金額三億三千三十九万三千円を二千二百八十万七千五十円増額をして、変更後の契約金額三億五千三百二十万五十円とするものであります。 四、契約の相手方については変更ございません。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 議案第一一〇号「工事請負契約の変更について」御説明をいたします。 工事請負変更契約の締結について、地方自治法第九十六条第一項第五号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この工事は、平成二十一年五月臨時議会におきまして、工事請負契約の議決をいただきました獅子漁港地域基盤整備工事二工区に伴うものでございます。 変更理由につきましては、事業費の精査により事業進捗を図るものでございます。 また、参考といたしまして、工事期間を八十八日間延長し、平成二十二年三月十九日とするものでございます。 なお、平戸市新町九十五番地一、平戸建設株式会社代表取締役山内雅登氏と平成二十一年八月十二日に変更の仮契約をいたしております。 それでは変更前と変更後について御説明をいたします。 一、契約の目的については変更ございません。 二、契約の方法についても変更ございません。 三、契約金額、二億四千五十七万六千円を一千五百二十七万一千二百円増額をして、変更後の契約金額を二億五千五百八十四万七千二百円とするものであります。 四、契約の相手方については、変更ございません。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川上茂次君)  以上で議案説明を終結いたします。 これをもって本日の議事日程はすべて終了いたしました。三日の本会議は午前十時より開き一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでした。                午後四時五十五分 散会...